Adobe FrameMaker で、タグ付き PDF のオブジェクト属性を編集する方法について説明します。
文書をタグ付き PDF または XML に書き出す場合、アンカー枠のオブジェクト属性情報を含めることができます。
代替テキストは、グラフィックや標準テキストとは異なります。 代替テキストは、通常、スクリーンリーダーでの音声による画像説明などに使用されます。 実テキストは、ドロップキャップなどから実際のテキストを読み出すために使用します。 例えば、作成者が「Adobe」という言葉の「A」の記述にドロップキャップを使用し、スクリーンリーダーには「dobe」ではなく「Adobe」と読ませたい場合、実テキストでこれを指定します。 この属性は、タグ付き PDF および XML 内の代替テキストや実テキストに保存されます。
アンカー枠上に代替テキスト属性を提供する場合、対応する PDF 内の図エレメントおよび XML 内のグラフィックエレメントにも「代替」テキスト属性が提供されます。「実テキスト」属性は、タグ付き PDF に対してのみ生成され、 XML への書き出しでは、この属性は無視されます。
枠を選択して、
を選択します。アンカー枠 ダイアログが表示されます。
「オブジェクト属性」をクリックします。
「テキスト属性」 セクションで、代替テキストおよび実テキストを追加し、「設定」をクリックします。