構造化文書でのアンカー枠への入力

構造化文書では、アンカー枠内にグラフィックを作成したり、同じ文書の別の部分からグラフィックをドラッグやペーストしたり、または別の文書やアプリケーションからグラフィックを取り込んだりペーストすることもできます。 グラフィックエレメントは文書の構造の一部ですが、枠に入力する内容は構造の一部ではありません。

サイドバー内のテキストなど、テキストを保持するためにアンカー枠を使用することができます。 テキストを保持するためには、アンカー枠内にテキスト枠を作成します。 ただし、テキストは文書の構造の一部ではない点に注意してください。

枠の内容は、XML または SGML へ書き出すときに保存されます。 FrameMaker では、内容を別のファイルに書き込み、XML または SGML からエンティティ参照を追加します。

Important: XML または SGML へ書き出す際に最良の結果を得るためには、各枠に入れるグラフィックを 1 つだけにします。 グラフィックがビットマップの場合は、表示のビット深度を 1 ビットまたは 24 ビットではなく、8 ビットにリセットしてください。 枠の内容が完全に保存されるよう、アプリケーション開発者にその他のアドバイスを求めてください。

枠にグラフィックを入力した後は、線幅の変更、塗りの色の適用、複数のオブジェクトの整列、スタック、またはグループ化など、様々な方法でグラフィックを編集できます。