FrameMaker では、数式の数学的な意味合いに従って数式エレメントが配置されます。 場合によっては、エレメントを微調整して、数式内で他のエレメントと近づけたり離したりなど、エレメントの位置を変えることもできます。
Figure 1. 微調整の実行前と実行後
また、エレメントの両側の空白スペースを制御することができます。
Figure 2. （A）デフォルトの間隔（B）左右に追加されるスペース（C）左右から削除されるスペース
数式 パネルの「配置」ページで、次のいずれかの操作を行います。
選択された式を配置するには、微調整矢印をクリックします。 必要な回数をクリックします。 1 回クリックするごとに、式は画面上で 1 ピクセルずつ移動します。 正確性を向上させる場合はズームインします。
Figure 3. 微調整の矢印
微調整を削除するには、微調整を削除するには、「微調整」セクション
の中央のボタンをクリックします。配置オフセットを検査し、数値で調整するには、「位置の設定」をクリックします。正確なオフセットは数式エレメントの位置設定ダイアログボックスの「オフセット」セクションに表示されます。 位置を調整するには、「オフセット」セクションに値を入力して「設定」をクリックします。
余白を調整するには、プラス符号（+）をクリックして追加し、マイナス記号（-）をクリックして削除します。 必要な回数をクリックします。 1 回クリックするごとに間隔が 1 ピクセルずつ増減します。 正確性を向上させる場合はズームインします。
Note: 挿入辞、接頭辞、接尾辞または区切り文字などの数式エレメントの周囲の間隔を変更するには、そのエレメント自体ではなく、隣接した数式エレメントの周囲の間隔を調節します。 例えば、a+b という式のプラス記号の両側の間隔を広げるには、aを選択し、 その右側に空白を追加します。 次にbを選択し、 その左側に空白を追加します。スペースの値を調整するには、「位置の設定」をクリックします。正確な間隔が数式エレメントの位置設定ダイアログボックスの「間隔設定」セクションに表示されます。 間隔を調整するには、「間隔設定」セクションに値を入力して「設定」をクリックします。間隔を初期値に戻すには、「間隔設定」セクション（
）の中央にあるボタンをクリックします。