参照を更新しないで文書を開く

他のファイルとの相互参照の数が多い文書や大量のグラフィックを取り込んだ文書、テキストインセットの多い文書などを開くと、ファイルを開く処理に時間がかかります。 取り込まれたグラフィック、相互参照およびテキストインセットの更新を省略すると、文書をすばやく開くことができます。 ただし、この方法で文書を開く場合は、見つからない項目や非決定の相互参照があっても警告が表示されないので注意してください。 このため、文書はときどき通常の方法で開くことをお勧めします。

  1. ファイル > 開くを選択し、開くファイルを選択します。

  2. Ctrl キーを押しながら「開く」をクリックします。

ファイルを開くと、FrameMaker により必要に応じてページごとにグラフィックが取り込まれて表示されます。 相互参照とテキストインセットは、 編集 > 参照を更新を使用して、手動で更新できます。ページの表示が遅すぎる場合は、通常の方法で文書を開き直してください。

SGML、XML、MIF および MML はすべてテキスト形式です。そのため、非構造化モードでテキストとして開きます。

構造化 FrameMaker 内の .xml または .mif ファイルの場合は、Ctrl キーを押しながら「開く」をクリックするとファイルがテキストファイルとして開きます。テキストファイルを読み込む ダイアログボックスで テキスト読み上げオプションを指定するように求められます。これらのファイルをテキストとして開くことにより、マークアップを表示し、編集できます。

Figure 1. SGML ファイルのマークアップ
SGML ファイルのマークアップの表示と編集