ワークスペース

FrameMaker のエレメントとパネルの配置を理解し、ワークスペースのタイプとその機能を理解します。

このトピックの内容

概要

文書で作業するときに頻繁に使用するポッドのようなエレメントの特定の配置のことを「ワークスペース」と呼びます。ワークスペースでは、これらのエレメントのドッキング、スタックまたは最小化を行うことができます。また、フローティング状態にしておくこともできます。 複数の既定のワークスペースを選択するか、独自のワークスペースを作成できます。 パネルを配置したら、ワークスペースの設定を保存しておくと、後から使用できます。FrameMakerのインターフェースには、以下のコンポーネントがあります。

標準ワークスペース

複数の標準のワークスペースから選択したり、独自のワークスペースを作成したり、両者を切り替えたりすることができます。実際の作業により異なりますが、標準のワークスペースは、ワークスペース間をすばやく切り替えることができるように設計されています。例えば、校閲ワークスペースには、文書をすぐに校閲するためのツールバー、普段使用するパネル、整理されたパネルがあります。

カスタムワークスペースを保存する

  1. ワークスペースを任意に設定し、アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから「ワークスペースを保存」を選択します。

  2. ワークスペースの名前を入力して、「OK」をクリックします。

FrameMaker は、セッション全体で最後に使用したワークスペースを記憶します。 レビューワークスペースで作業していた場合、FrameMakerを終了して再起動するとレビューワークスペースが読み込まれます。

ワークスペースを切り替える

ワークスペースを切り替えるには、アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールで、目的のワークスペースを選択します。

Figure 1. ワークスペース切り替えコントロールを使用して、ワークフローに適したワークスペースに切り替えます。
Switch to otherworkspaces using the Workspace switcher in FrameMaker

ワークスペースをリセットする

現在のパネルの設定を名前の付いたワークスペースとして保存しておくと、パネルを移動したり閉じたりした後でも、そのワークスペースを呼び出すことができます。 保存したワークスペースの名前は、アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールに表示されます。

アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから、「ワークスペースのリセット」オプションを選択します。

カスタムワークスペースの名前を変更する

  1. アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから、「ワークスペースの管理」を選択します。

  2. ワークスペースを選択して、「名前を変更」をクリックします。

  3. 新しい名前を入力して、「OK」を 2 回クリックします。

カスタムワークスペースを削除する

アプリケーションバーのワークスペース切り替えコントロールから「ワークスペースの管理」を選択し、ワークスペースを選択した後、「削除」アイコンをクリックします。