アジア言語に関するサポート

FrameMaker では、アジア言語の編集と公開に関する高度なサポートを用意しています。レイアウトエンジンは、アジア言語の段落コンポーザーを指定することで、段落レベルで指定できます。

段落書式から全角文字のエンコーディングがあるフォントを選択するか、CJK 言語(中国語、日本語、韓国語)フォントであるフォントを選択する場合は、段落書式ウィンドウ「和文コンポーザーを使用」オプションを必ず選択する必要があります。

旧形式の文書を開くと、全角フォントやルビテキストを含むすべての段落に対してこのプロパティが切り替えられ、和文のレイアウトエンジンが使用されます。

これら 2 つのレイアウトエンジンは異なる能力を持っているため、いずれのエンジンもテキストを正しく処理できないといった事態が発生する可能性もあります。 例えば、段落にルビとアラビア語のテキストの両方が含まれている場合、いずれのエンジンも正しく処理できません。

また、この警告が表示されないように選択し、自動的にアジア言語サポートに切り替えるよう FrameMaker に指示を与えることもできます。

  1. 設定を編集 > を選択して、環境設定ダイアログを開きます。

  2. グローバル > アラートタブに移動します。

  3. 「自動的に和文コンポーザーに切り替える」チェックボックスをアクティブ化します。