テンプレートから書式情報を取り込むと、その書式情報は文書内の書式情報と併合されます。元の情報を完全に置き換えるわけではありません。 例えば、段落スタイルを取り込むと、このスタイルが文書の段落カタログに追加されます。両方の文書に同じ名前のスタイルがある場合は、取り込んだスタイルで元のスタイルが上書きされます。上書きされないスタイルは、すべて文書中に残ります。
テンプレートの段落カタログが文書に追加され、カタログ内のスタイルがすべて文書に適用されます。テンプレート中の PDF のしおり設定も文書中にコピーされます。
テンプレートの文字カタログが文書に追加され、カタログ内のスタイルがすべて文書に適用されます。
テンプレートのマスターページが文書に追加され、マスターページの変更がボディページに適用されます。 テンプレートと文書の両方に同じ名前のマスターページがある場合は、テンプレートのマスターページで文書のマスターページが上書きされます。改訂バーの属性、用紙サイズダイアログボックスおよびページダイアログボックスのすべての設定、表示オプションダイアログボックスの大半の設定がコピーされます。
テンプレートの表カタログと罫線スタイルが文書に追加され、カタログ内の書式がすべて文書に適用されます。
テンプレートのカラー定義とカラー表示が文書に追加されます。
テンプレートのカスタムマーカーの種類および脚注の属性、番号属性ダイアログボックスの巻、章、ページ、段落、脚注、および表脚注の番号のスタイル、テキストオプションダイアログボックス内の「改行前に使用可能な文字」設定に含まれる文字、行のレイアウトダイアログボックスの「フェザリング」の設定が文書に追加されます。 PDF のしおり以外の設定も文書に追加されます。 また、日本語システムを使用している場合は、ルビ設定および組版ルールも文書に追加されます。
テンプレートのリファレンスページは、FrameMath リファレンスページ以外のすべてが文書に追加されます。 テンプレートと文書の両方に同じ名前のリファレンスページがある場合は、テンプレートのリファレンスページで文書のリファレンスページが上書きされます。FrameMath リファレンスページを取り込むには、「数式定義」を選択します。
テンプレートの変数定義が文書に追加されます。
テンプレートの相互参照書式が文書に追加され、文書内の相互参照は更新されます。
テンプレートのコンディショナルタグおよび表示設定が文書に追加され、コンディショナルタグに適用されます。
テンプレートの数式のサイズとフォント設定、カスタム数式エレメント定義および FrameMath リファレンスページが文書に追加されます。 リファレンスページを追加するときに文書中のカスタム数式エレメントが削除された場合は、これらの数式エレメントが、疑問符(?)で囲まれたエレメント名で置き換えられます。
日本語システムを使用している場合は、和文フォントと欧文フォントの合成フォントが文書に追加され、合成フォントを使用しているテキストに適用されます。