Adobe FrameMaker でブックを生成および更新する方法を理解します。
Adobe FrameMaker でブック内の各ファイルのページ番号や段落番号を指定した後に、ファイルの生成と更新を行う必要があります。ブックの生成と更新は一回で行いますが、この 2 つはまったく別のプロセスです。
生成では、ブックファイルの目次、その他の生成リストおよび索引が作成されます。 リストや索引を初めて生成するときは、ブック内にある生成された文書以外の最初の文書のページレイアウト(マスターページ)とリファレンスページが使用されます。
更新では、ページ番号や段落番号が修正され、新しいページ番号や段落番号を反映するように相互参照が修正され、テキストインセットが再度取り込まれ、必要に応じて、空白ページが追加または削除されます。 構造化文書の場合、ファイル内の情報を基にブックのエレメントが修正され、ブックのエレメント定義を基に書式ルールが再び適用されます。
ドキュメントおよびブックファイルに以下のような変更を加えた場合、必ずブックを生成して更新してください:
コンテンツの追加など、ページを構成する文字に影響する編集作業
ブック内のファイルの並べ替え、追加、除外、または削除
テキスト設定またはインジケーターの変更
生成ファイルに影響する編集、例えば章タイトルの変更、構造化文書内でのセクションエレメントの追加など
文書または生成ファイルの設定の変更
生成ファイルのリファレンスページでの特殊テキストフローの書式情報の変更
新規カラーの追加(正確な色分解を行うため)
新規または修正済みエレメント定義の取り込み(構造化文書)
ブック内のファイルの最上位エレメントの変更(構造化文書)