Adobe FrameMaker で生成リストにブックコンポーネントと段落の自動番号を含める方法を説明します。
生成リストには、エントリのページ番号の代わりとして、またはそれに加えて、段落スタイルの一部として自動的に挿入されるテキストと自動番号を含めることができます。また、索引で索引マーカーを含むすべての段落にも自動番号が付いている場合、ページ番号の代わりに自動番号を使用できます。
自動番号を追加するには、次の構成要素を使用できます。
<$volnum>
、<$chapnum>
、<$sectionnum>
、<$subsectionnum>
を使用すると、巻、章、節およびサブセクションのカウンターが追加されます。
<$paranumonly>
を使用すると、カウンターとその間にある文字が含まれます(例えば、「節 2.2」という自動番号が付いている段落は「2.2」と表示されます)。
<$paranum>
を使用すると、カウンターと自動番号中(最後のスペースとタブは除く)のテキストがすべて含まれます。
生成リストのエントリに巻と章の自動番号を含めるには、次の操作を行います。
を選択し、特殊テキストフローを含むリファレンスページを表示します。
リストまたは索引で、自動番号を挿入する位置に <$volnum>
構成要素または <$chapnum>
構成要素を入力します。
例えば、「索引」という種類のマーカーから生成したエントリ内で 3-1 のようにページ番号と共に章番号を含めるには、「IndexIX」
というスタイルが付いた段落内の <$pagenum>
構成要素の前に 「<$chapnum>」と入力します。
生成されたリストのエントリに段落の自動番号を含めるには、次の操作を行います。
を選択して、「特殊」テキストフローを含むリファレンスページを表示します。
次のいずれかの操作を行います。
リストの場合、自動番号を挿入する位置に <$paranumonly>
構成要素または <$paranum>
構成要素を入力します。
索引の場合、該当するマーカーの種類で始まるスタイルが付いた段落内の <$pagenum>
構成要素を <$paranum>
構成要素または <$paranumonly>
構成要素で置き換えます。例えば、「索引」という種類のマーカーから生成したエントリ内でページ番号の代わりに段落自動番号を含めるには、「索引 IX」というスタイルが付いた段落内の <$pagenum>
構成要素を置き換えます。