Adobe FrameMaker の DITA トピックで属性にフィルターを適用する方法について説明します。
エレメントの属性に値を適用することで DITA トピックのエレメントをコンディショナルにすることができます。 その後、フィルターを作成し、エレメント属性値に基づきコンテンツを含めるか除外するかのルールを定義します。
コンディショナルコンテンツを含むトピックを作成する前に、出力の基準について計画する必要があります。 例えば、トピックにコンディション適用の対象が管理者およびエンドユーザーであるコンテンツが含まれているとします。 トピック内で、コンテンツの対象読者に基づいて属性値を適用します(「 属性フィルターの作成)を参照。 その後、フィルターを作成し、トピック内で定義したエレメント属性値に基づきエレメントを含めるか除外するかを指定します(「属性フィルターの作成」を参照)。ドキュメントにフィルターを適用すると、フィルター条件を満たさないフィルター属性を持つエレメントが除外されます。
エレメントに属性を適用するには、次の操作を行います。
トピックでエレメントを選択します。
ドキュメント表示内の 構造図 でエレメントを選択できます。
属性パネルを開き、特定のエレメント属性に値を入力します。
を選択してトピックのすべてのエレメントに属性を適用する必要はありません。 条件付きでフィルターを適用する必要のあるエレメントにのみ適用してください。
FrameMaker で DITA トピック内のエレメントにコンディショナル処理を実行するには、属性値に基づいて出力に含めるまたは出力から除外するエレメントを指定する必要があります。
例えば、エレメントの @audience
属性の値をターゲットユーザーに応じてadmin
、enduser
および author
に設定できます。
DITA トピックのエレメントの任意の属性に値を設定できます。 その後、指定した属性値に基づきコンテンツにフィルターを適用できます。
以下のように スマートカタログ ショートカットを使用して属性値をエレメントに適用できます。
現在のエレメントに 1 つ以上の属性値を設定するには、Ctrl + 7 を押してスマートカタログを表示します。
スマートカタログから必要な属性を選択します。
選択した属性とともに、属性パネルが表示されます。
属性値を入力します。