Adobe FrameMaker で文書の 2 つのバージョンを比較する方法について紹介します。
Adobe FrameMaker で文書の 2 つのバージョンを比較するには、次の操作を行います。
文書の両方のバージョンを開きます。 文書にコンディショナルタグが含まれる場合、必ずすべてのコンディションを表示します。
新しいバージョンで、
を選択します。ドロップダウンリストから古いバージョンを選択し、FrameMaker で作成する文書を指定します。現在の文書を除き、開いている名前の付いた文書すべてが、古い文書のドロップダウンリストに一覧表示されます。
「オプション」をクリックし、次の操作を行ってから「設定」をクリックします。
「挿入部分の表示」セクションで挿入テキストの表示方法を指定します。初期設定のコンディショナルタグ(「挿入」)または別のコンディショナルタグを選択します。挿入されたテキストをマークしないように選択できます。
「削除部分の表示」セクションで削除テキストの表示方法を指定します。初期設定のコンディショナルタグ(「挿入」)、別のコンディショナルタグまたは任意のテキストを選択します。削除テキストを統合文書から除外するには、「置換テキスト」をクリックし、ボックスを空白のままにします。
すべての変更(挿入と削除)を統合文書内の改訂バーでマークするには、「変更部分に改訂バーを表示」を選択します。FrameMaker 文書では現在の改訂バー設定が使用されます。
「比較」をクリックします。比較が完了すると、概要文書と統合文書が表示されます。 2 つのバージョンが同じ場合は、どちらの文書も作成されません。
概要文書をハイパーテキスト文書にするには、「ハイパーテキストリンクを作成」を選択します。概要文書の変更部分でページ番号をクリックすると、そのページが表示されます。 変更を含むページの表示は、新バージョン、旧バージョンまたは統合文書のどのページでも行うことができます。