FrameMaker でテキスト編集を行った文書を保存および公開する方法について説明します。同様の文書を XML として保存する方法についても説明します。
テキスト編集を挿入後に文書を保存すると、提示された変更が保持されます。 文書をプリンターで印刷するときは、テキスト編集は文書に表示されているとおりに印刷されます。
DITA マップを統合文書として保存し、その DITA マップにテキスト編集のトラックの異なる設定が適用されているトピックがある場合、提案された編集はすべて最終文書で適用され、プレビューの最終的な状態がすべてのトピックに適用されます。
文書を PDF として発行すると、テキスト編集は保持され、出力先に発行されます。 FrameMaker 文書を HTML または RTF 形式で発行すると、テキスト編集は適用され、文書は編集された内容で発行されます。 プレビューモードがオンの場合は、選択されている「最終版をプレビュー」または「オリジナルをプレビュー」オプションに基づいて文書が発行されます。
テキスト編集を記録した文書を XML として保存することができます。 この XML 文書を FrameMaker で開き、テキスト編集のトラックを有効にして、文書を編集することができます。 FrameMaker 文書を再び XML として保存すると、編集された情報が XML ラウンドトリップによって保存されます。
コンディショナルタグのラウンドトリップが無効になっている場合は、XML ラウンドトリップ時に、テキスト編集のトラックの情報はすべて失われます。 初期設定では、コンディショナルタグのラウンドトリップはすべての XML アプリケーションに対して有効になっています。