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画像の代替テキストの追加

画像の代替テキストの概要と、FrameMaker でテキストを追加する方法について説明します。

代替テキストを使用すると、画像のアクセシビリティを高めることができ、画像が表示されない場合に説明のテキストが表示されます。非構造化文書と構造化文書の両方で代替テキストを追加できます。

非構造化文書用に代替テキストを定義するには、アンカー枠のオブジェクト属性情報を盛り込むことができます。

構造化文書の場合、@alt 属性または <alt> 要素を追加できます。WYSIWIG ビューで、<image> 要素の @alt 属性を「属性」パネルから追加できます。@alt 属性は、XML ビューに <alt> 要素として追加されているため、XML 形式を破損しません。そのため、WYSIWIG ビューから構造化文書内の画像で、@alt 属性を簡単に追加および更新できます。


注: また、XML ビューで画像エレメントの @alt 属性を追加することも可能です。この要素は、WYISWIG ビューで属性として表示されます。ただし、XML ビューに切り替えると <alt> エレメントに変わります。アクセシビリティについての詳細は、Adobe FrameMaker のアクセシビリティを参照してください。

概要

RoboScreenCapture は、画像のキャプチャと編集に使用できる画面キャプチャツールです。 オンラインチュートリアル、マニュアル、研修教材、プレゼンテーション、営業資料、Web ページなどのヘルプシステムで、これらの画像を使用することができます。

Adobe FrameMaker に Adobe RoboScreenCapture を統合すると、以下を実行できます。

RoboScreenCapture で画像を保存し、閉じた後で、画像に行った変更が FrameMaker に反映されます。

注: このオプションは、RoboScreenCapture がサポートしている画像形式だけに使用できます。

RoboScreenCapture を使用して次の作業を実行することができます。

画像のキャプチャと挿入

FrameMaker から RoboScreenCapture を使用すると、コンピューターで動作しているアプリケーションからスクリーンショットをキャプチャして、RoboScreenCapture に保存することができます。 次に、開いている FrameMaker 文書にファイルを取り込むことができます。

  1. 画像を挿入する FrameMaker 文書を開きます。

  2. ファイル > RoboScreenCapture を起動を選択します。RoboScreenCapture アプリケーションが起動します。

  3. RoboScreenCapture からキャプチャメニューの各種のオプションを使用して、目的のアプリケーションのスクリーンショットを取り込みます。

  4. ファイルを保存し、RoboScreenCapture を閉じます。

  5. Adobe FrameMaker で、ファイル > 取り込み > ファイルまたは挿入 > 画像を選択します。

    取り込みダイアログボックスが表示されます。

  6. RoboScreenCapture で作成したファイルを選択します。

  7. 取り込みダイアログボックスで「参照して読み込む」を選択します。

  8. 「取り込み」をクリックします。

取り込んだ RoboScreenCapture 画像を編集する

RoboScreenCapture を使用すると、参照で FrameMaker 文書に挿入した画像を編集することができます。

  1. FrameMaker を開きます。

  2. ファイル > 開くを選択して、編集する画像が含まれている文書を開きます。

  3. 編集する画像を選択します。

  4. 画像を右クリックし、RoboScreenCapture で編集を選択します。 RoboScreenCapture アプリケーションが開き、画像が編集用に開きます .

  5. 画像を編集します。

  6. ファイル > 保存を選択します。

  7. ファイル > 終了を選択して、RoboScreenCapture アプリケーションを閉じます。

編集した画像が FrameMaker で更新され、文書で使用可能になります。