S1000D の概要

ASD S1000D は技術出版物のための国際標準です。S1000D は 25 年間以上使用されています。S1000D は当初は欧州軍事航空業界によって開発されたものですが、現在は世界中のさまざまな国や業界が S1000D を使用しています。

S1000D 仕様は、プロジェクトの完全な出版ライフサイクルのための要件を指定するものなので、他のものとは異なります。出版ライフサイクルのすべての段階が考慮されています。
  • 初期プロジェクト計画

  • ビジネスルール

  • 管理方法

  • 設定

  • 著述ルール

  • イラストルール

  • 生産方法

  • 品質保証

  • データ保存

  • 出版

  • コメント

  • 改版サイクル

S1000D の中核に、共通ソースデータベース(CSDB)があります。基本的には、CSDB は出版物のコンポーネントのすべてのためのリポジトリです。実際には、CSDB は次のことを含むプロジェクト全体を管理するために使用されている場合がよくあります。

  • プロジェクトのセットアップ

  • 生産ワークフロー

  • 品質保証プロセス

  • ライフサイクル管理と改版コントロール

  • データモジュールとグラフィックのためのコンテンツストレージ

  • IETP または IETM およびペーパー文書のための出版管理。