構造化された FrameMaker 文書に索引マーカーのエレメントを挿入する

構造化された Adobe FrameMaker 文書に索引マーカーを挿入する方法について説明します。

構造化文書に索引マーカーを作成するには、以下を行います:

  1. マーカーを挿入する位置をクリックするか、索引に入れる単語を選択します。

  2. エレメントカタログでマーカーエレメントを選択して「挿入」をクリックします。

    また、挿入マーカーを使用して > 構成要素を挿入することもできます。マーカーエレメントが複数ある場合は、ダイアログボックスのエレメントタグドロップダウンリストから 1 つ選択します。

  3. マーカーの種類を変更するには、マーカーの種類ドロップダウンリストから選択します。種類を変更しても書式ルールは変更されません。エレメントの種類が設定済みの場合でも同じことです。

    マーカーの種類を変更するときは、事前に構造化アプリケーションの開発者に相談してください。文書によっては、必要となるマーカーごとに個別のエレメントが定義されている場合があります。

    索引は、定義済みのマーカーの種類である「索引」、「タイトル」および「著者」から生成できます。 また、カスタマイズされたマーカーの種類も使用できる場合があります。

  4. 索引エントリのテキストを入力します。 最大 1,023 文字(全角では 511 文字)まで入力できます。 マーカーテキストに次の構成要素を使用して、索引エントリの書式と索引内での位置を設定することもできます。

    構成要素

    意味

    (コロン)

    エントリ内のレベルを変更します。

    ; (セミコロン)

    マーカー内の複数のエントリを区切ります。

    [ ](大括弧)

    エントリの特殊なソート順を指定します。

    <$startrange>

    ページ範囲の始まりを示します。

    <$endrange>

    ページ範囲の終わりを示します。

    <$nopage>

    エントリのページ番号を表示しません。

    <$singlepage>

    複数のエントリを含むマーカーで、<$nopage> 構成要素の後のエントリのページ番号を表示します

    < >

    山形かっこで括られた文字スタイル

    文字スタイルの変更を示します。

    例:<Emphasis>

    <Default Para Font>

    段落のデフォルトフォントに戻します。

    注: 円記号または、角かっこ、コロン、セミコロンまたは山形かっこなどの構成要素で使用される特殊文字を普通の文字の一部として入力するには、これらの記号の前にバックスラッシュ( \ )を入力します。
  5. 「新規マーカー」をクリックします。制御記号が表示されている場合は、マーカー記号(マーカー記号)がドキュメントウィンドウに表示されます。 マーカーのバブルが表示され構造表示で、マーカーテキストの開始を示す

    テキストの断片が表示されています。
  6. 新規エレメントの属性ダイアログボックスが表示される場合は、マーカーエレメントの属性値を入力して「エレメントを挿入」をクリックします。

  7. 目的の場所で使用できるマーカーエレメントがないときは、一時的に無効なエレメントを使用することも可能です。 無効なエレメントを挿入してから、挿入場所でそのエレメントを有効にすることについては開発者にお問い合わせください。

ヒント: 円記号または、コロン、セミコロン、角括弧または山形括弧などの構成要素で使用される予約済み特殊文字を普通の文字の一部として入力するには、特殊文字の前にバックスラッシュ( \ )を入力します。
注: マーカーは、テキスト枠内にしか挿入できません。