中国語と韓国語の文字セットには、標準的なキーボードには収まりきらない何千もの文字が含まれています。 これらの文字を標準的なキーボードで入力するには、Input Method Editor(IME)としても知られるフロントエンドプロセッサー(FEP)を使用します。
発音を構成したり、漢字のストロークやピクチャを構成したりするために、ローマ字が使用されます。 韓国語の文字は通常、基本のハングルの Jamo と呼ばれる構成要素を組み合わせてインラインで構成されます。 FrameMaker はすべてのテキストに対して、インライン入力(on-the-spot)方式をサポートしています。 そのため、中国語や韓国語のテキストを文書またはダイアログボックスに直接入力できます。
数式エディターでインライン入力方式は使用できません。 ボトムラインまたはルートウィンドウ入力方式を使用してアジア言語のテキストを入力することができます。 数式に文字列を挿入する方法については、『FrameMaker ユーザーガイド』の数式についての章を参照してください。