Adobe FrameMaker で構造化されたドキュメントを保存し、HTML として公開する方法について説明します。
構造化文書を HTML 形式で保存する手順は、マッピングを除き、非構造化文書の場合と同じです。 構造化文書では、すべてのマッピングが、文字、段落および相互参照の書式ではなく、エレメントや属性に基づいて行われます。 構造化 FrameMaker のエレメントは、コンテナーの書式を定義するために、HTML エレメントにマッピングされます。 また、構造化 FrameMaker の属性は、相互参照、カスケードスタイルシート、言語および画像の代替テキストなどを定義するために、HTML の属性にマッピングされます。
FrameMaker 文書を FrameMaker から HTML として保存できることのほかに、Adobe によって提供されているいずれかの企業クラスの公開オプションを使用することもできます。
Adobe RoboHelp を使用して、FrameMaker コンテンツを FrameMaker のマルチチャネルパブリッシングでサポートされている形式以外にも様々な形式で公開します。この方法では、スタイルマッピングやその他の変換設定を定義し、FrameMaker コンテンツを RoboHelp プロジェクトに取り込みます。 この後で、RoboHelp の機能を使用して、必要なオンライン出力形式を公開できます。 「RoboHelp ユーザーガイド」を参照してください。
「Adobe FrameMaker Publishing Server」および「Adobe RoboHelp ServerHelp」を使用して、マルチチャネル、マルチデバイス出力形式に企業レベルで自動公開できます。