スマートペーストについて、および Adobe FrameMaker の DITA コンテンツとして HTML、Word、Excel または Outlook からコンテンツをペーストするときにスマートペーストを活用する方法について説明します。
FrameMaker では、HTML、Microsoft® Word、Microsoft® Excel、および Microsoft® Outlook コンテンツを DITA コンテンツとしてペーストできます。FrameMaker のその他の構造化アプリケーション用に XSLT を作成および設定することもできます。 XSLT を使用して、FrameMaker はクリップボード内にあるコンテンツを認識し、エレメントの最も適切な階層またはシーケンスでコンテンツを構造化します。 次に、「スマートペースト」コマンドを使用して、コンテンツを DITA コンテンツとして FrameMaker にペーストできます。
ペーストするコンテンツは、関係する構造化アプリケーションで指定された XSLT に従い構造化されます。 FrameMaker では、以下の DITA 文書に対して XSLT が指定されます。
トピック
タスク
概念
リファレンス
XSL のファイル名とパスは、スタイルシートエレメント(Stylesheet/XSLTPreferencesSmartPasteStylesheet)を使用して指定されます。
DITA 用のスマートペースト XSLT は、次のフォルダにあります。
$STRUCTDIR\xml\DITA_1.2\app\technicalContent\xslt\
DITA ファイルでコンテンツをスマートペーストするには、次の操作を行います。
HTML、Microsoft® Word、Microsoft® Excel、または Microsoft® Outlook のコンテンツをコピーします。
次の DITA トピックの種類のいずれか(トピック、タスク、概念、または参照)にカーソルを配置します。
コンテキストメニューからスマートペーストを選択します。スマートペーストのキーボードショートカットは Esc + s + p + t キーです。
ペーストされたコンテンツは、構造が許可する適切なエレメントに構造化されます。
カスタム構造化アプリケーションのコンテンツをスマートペーストするための XSLT を作成することもできます。
EDD に適した XSLT を作成します。
structapps.fm ファイルを開きます。
<スタイルシート>
\<XSLT 環境設定で>
、<スマートペースト>
エレメントと XSLT 環境設定以下にある次のエレメントを追加します。
<Stylesheet>
:関連する XSLT ファイルへのパス。
<StylesheetParameters>
:このエレメントには 2 つの子エレメントがあります。<ParameterName>
と <ParameterExpression>
です。 詳細は、structapps.fm の DITA アプリケーションを参照してください。
ファイルを保存します。
を選択します。
これでカスタムアプリケーションに基づいた XML ファイルのスマートペーストを使用できます。