数式とアンカー枠のラウンドトリップ

Adobe FrameMaker を使用して XML で数式やアンカー枠をラウンドトリップする方法について説明します。

構造化 FrameMaker と XML の間で数式とアンカー枠をラウンドトリップすることができます。 構造化 FrameMaker 文書を XML に保存すると、FrameMaker は文書の数式とアンカー枠に MIF ファイルを作成します。 FrameMaker は別の MIF ファイルのすべての数式とアンカー枠を保存します。

注: この機能をテストするには、<Fm_install_location>\Structure にある samplesStructapps.fm ファイルの ReportPlain XML アプリケーションを使用します。この XML アプリケーションには、数式と枠エレメントが含まれています。

maker.ini ファイルの次のフラグを指定して、数式とアンカー枠を保存するために作成されたファイルのタイプを変更することができます。

XML のデフォルトのベクトル形式を指定するには、フラグ DefaultvectorformatforXMLexport を Windows ユーザープロファイル(%appdata%\Adobe\FrameMaker\xx)の maker.ini に追加します。

例えば、XML のデフォルトのベクトル形式を CGM に設定する場合、以下のような文字列になります。

DefaultvectorformatforXMLexport=CGM