Adobe FrameMaker のエレメントのバナーテキストについて、エレメントのバナーテキストを表示 / 非表示にする方法、および maker.ini でエレメントのバナーテキストを設定する方法について説明します。
文書内のバナーテキストは文書内でエレメントを操作する際に表示キューとして機能します。 例えば、DITA トピック構造化アプリケーションに基づく次の文書には、バナーテキストが表示されます。
カーソルをバナーテキスト上に移動すると、テキスト全体が選択されます。入力を開始すると、バナーテキストが上書きされます。
文書内のバナーテキストの表示と非表示を切り替えることができます。 デフォルトでは、バナーテキストが表示されます。
バナーテキストの表示と非表示を切り替えるには、
を選択します。エレメント内でバナーテキストを選択して Del キーを押すと、バナーテキストが削除されます。 ただし、バナーテキストを上書きするテキストを入力しなかった場合は、別のエレメントに移動するとただちに、削除されたバナーテキストが再び表示されます。
このデフォルトの動作を変更して、削除されたバナーテキストが再び表示されないように設定することもできます。 文書を閉じて再度開いたときにもバナーテキストは表示されません。
削除したバナーテキストを再表示しないようにするには、maker.ini ファイルで RedisplayBannerTextForemptyElements
フラグを Off
に設定する必要があります。
バナーテキストを設定する方法には、前述の RedisplayBannerTextForemptyElements フラグを使用する方法のほかに、maker.ini ファイル内の以下の設定を使用する方法もあります。
プロパティ |
説明 |
---|---|
|
バナーテキストの角度 |
|
フォント幅の種類 |
BannerTextTextColor |
バナーテキストのフォントカラー |
|
バナーテキストの背景色 |