FrameMaker で、最後のセッション、手順、および環境設定を復元する方法について説明します。
FrameMaker では、最後に FrameMaker を終了したとき、またはクラッシュしたときに作業を行っていた最後のセッションを復元できます。 クラッシュした場合、FrameMaker を再起動すると、FrameMaker は最後のセッションを復元するかどうかを選択するメッセージが表示されます。 最後のセッションを復元することにより、最後のセッションで行っていた以下の作業を再開できます。
ビュー: XML コード、WYSIWYG、または作成者
ワークスペース
フォーカスされた文書
最後のセッションで開いていたファイル(最後のセッションで CMS 接続経由で開いていたファイルを除く)
異なる文書用にフォーカスされたページ番号
マスターページ、ボディページおよびリファレンスページのスクロールスペース
文書のタブ順序
パレット(数式、テンプレート、類義語ブラウザーなど)
stuctapps.fmファイル:最後に読み取られたstructapps.fmファイル(復元時に、最後に読み取られた structapps.fm ファイルが再度読み取られます)
次のビデオを参照してください:「クリック 1 つでセッションを復元する」。
以下の条件にすべて一致する場合、最後のセッションを復元できます。
FrameMaker を終了したとき、またはクラッシュしたときに、開いていたファイルがある。 つまり、最後のセッションで復元するための何かが存在していたということです。 ファイルを手動で閉じた後に FrameMaker を終了した場合は、復元するものはありません。
最後のセッションを復元するときに、ファイルを何も開いていない。
FrameMaker の現在のモード(構造化または非構造化)が、FrameMaker の最後の終了時のモードと同じである。
FrameMaker の最後のセッションを復元するには、FrameMaker を起動し、以下のいずれか 1 つを実行します。
ようこそ画面で最後のセッションを復元をクリックします。
または
を選択します。
または
キーボードショートカット Esc + r + s を使用します。
FrameMaker がクラッシュした場合、FrameMaker を再起動すると、FrameMaker は警告メッセージを表示し、「はい」をクリックすると最後のセッションを復元できます。
FrameMaker は最後のセッションを復元します。 復元できなかったファイルがある場合、FrameMaker でエラーメッセージが表示され、コンソールパネルに復元に失敗したファイルが一覧表示されます。
環境設定 ダイアログで、セッション復元時に所在不明のフォントや非決定の相互参照などに関する警告の表示または非表示の選択ができます。 所在不明のグラフィックなどのユーザー操作を必要とする警告は、警告を無効化してある場合でも表示されます。