HTML または XML に書き出す文字エンコードは、「HTML」または「XML」 のリファレンスページにある「HTML オプション表」中の「書き出しエンコーディング」と「CSS 書き出しエンコーディング」設定により決まります。最良の結果を得るには、これらの両方のオプションの設定が同じである必要があります。 XML 機能におけるアジア言語と西洋言語の使用について詳しくは、『FrameMaker ユーザーガイド』の構造化文書での作業の章を参照してください。
デフォルトのエンコード設定は以下のとおりです。
日本語:Shift_JIS
韓国語:EUC-KR
中国語(簡体字):EUC-CN
中国語(繁体字):Big5
その他の言語:UTF-8
デフォルトのエンコードの他にも、ISO-8859-1(西洋言語システム)や UTF- 8(Unicode)など、他のエンコードを指定できます。
「HTML オプション表」を使用すると、FrameMaker(中国語(繁体字)には EUC-CNS、中国語(簡体字)には GB)、構造化 FrameMaker(日本語には JIS8_EUC、中国語(簡体字)には GB8_EUC、韓国語には KSC8_EUC)、MIME 文字セット属性(日本語には EUC-JP、中国語(繁体字)には EUC-TW)で使用された名前をエンコードできます。
日本語の標準テンプレートでは、一部の旧ブラウザーで認識できない可能性のある日本語のエレメント名が付いた CSS が作成されます。この問題を解決するには、UTF-8 ではなく、デフォルトの Shift_JIS エンコードでファイルを保存し、英語のスタイル名を使用し、可能であれば日本語フォントに英語のフォント名を使用します。中国語と韓国語のテンプレートを修正して中国語と韓国語のスタイル名を使用すると、同様の問題が起こります。この問題を解決するには、適切なデフォルトのエンコードを使用して日本語の場合と同じ手順に従います。
通常、マルチバイト文字を使用したファイル名は HTML ファイルおよび XML ファイルでは推奨されません。