FrameMaker は、GB2312-80 文字セットの超集合である GBK 文字セットをサポートしています。 中国語(簡体字)版の Windows システムは GBK をサポートしています。 UNIX および Macintosh は GB2312-80 文字セットをサポートしています。 Windows では、GBK 文字セット内の文字は 0x8140 と 0xFEFE のコード範囲でエンコードされます。 Macintosh および UNIX では、0xA1A1 と 0xFEFE の範囲内でエンコードされます。 0xA1A1 と 0xFEFE の間の文字はすべてのプラットフォームにおいて同一であるため、文書はプラットフォーム間で互換性があります。 ただし、GBK で拡張文字を使用する場合、Macintosh および UNIX では拡張文字は無意味の文字として表示されます。
FrameMaker は Big5 文字セットをサポートしています。 これらの文字は、Windows および Macintosh では 0xA140 と 0xFEFE の間でエンコードされます。 中国語の UNIX はより大きな文字セット(CNS11643-1992)を 7 つのコードプレーンでサポートします。 最初の 2 つのコードプレーンには、コードマッピングは異なりますが、Big5 の文字セットと同じ文字が含まれます。 UNIX では、FrameMaker は最初の 2 つのコードプレーンのみサポートしています。 3 番目またはそれ以上のコードプレーンに文字を入力すると、それらの文字は FrameMaker ではスペースとして表示されます。 中国語(繁体字)版の UNIX オペレーティングシステムは EUC- CNS エンコードを使用します。 FrameMaker は Big5 と EUC-CNS の間のコード変換を提供します。
FrameMaker は KSC 5601-1992 文字セットをサポートしています。 Windows、Macintosh、UNIX では、これらの文字は 0xA1A1 と 0xFEFE のコード範囲でエンコードされます。 このエンコード方式は Wansung エンコードと呼ばれています。 Windows のほとんどのバージョンには追加のハングル文字(Windows コードページ 1361)があり、Johab 文字と呼ばれています。 Johab 文字は一般的には使用されず標準文字ではないため、FrameMaker 製品は Johab 文字をサポートしていません。 Johab 文字を入力すると、2 つに分かれた無意味の半角文字になる場合があります。