OLE でテキストとグラフィックを埋め込む

FrameMaker で OLE を使用してテキストやグラフィックを埋め込む方法について説明します。

OLE を使用して、テキストまたはグラフィックを FrameMaker 文書内に埋め込むことができます。 埋め込まれたアイテムでは、そのアイテムを作成したアプリケーションとの関連が保持されます(ソース文書への動的なリンクは保持されません)。 このため、埋め込まれたオブジェクトをダブルクリックすると、そのオブジェクトを作成したアプリケーションでオブジェクトが開かれます。 埋め込むオブジェクトを作成するサーバーとして OLE をサポートしているアプリケーションを使用してください。

また、ビデオやムービーファイル(.avi または .mov ファイル)、サウンドファイル(.wav ファイル)などのマルチメディアオブジェクトを埋め込むこともできます。

注: 埋め込みオブジェクトとしてファイルを取り込むとき、HTTP ファイル名を指定すると、ファイルが存在しないことを示すエラーが表示されます。 オブジェクトとしてファイルを取り込む前に、コンピューターにファイルを保存することをお勧めします。また、64 ビットの FrameMaker では OLE 1.0 はサポートされていません。

OLE でファイルの一部のみを埋め込む

  1. 独自のアプリケーションでファイルを開き、埋め込む部分をコピーします。

  2. FrameMaker で、テキストまたはグラフィックを埋め込む部分をクリックし、編集 > 特殊ペーストを選びます。

  3. 「ペースト」をクリックして、オブジェクトの書式を選択し(「埋め込まれた」で始まる書式を検索)、「OK」をクリックします。

OLE でファイル全体を埋め込む

テキストまたはグラフィックを埋め込む部分をクリックし、ファイル > 取り込み > オブジェクトを選択します。新しい空のファイルを埋め込むか、既存のファイルを指定することができます。

OLE でドラッグして埋め込む

ドラッグ&ドロップ機能をサポートしているアプリケーションで次のいずれかの操作を行います。