アンカー枠をテキストコラムの外に配置するには、アンカー枠ダイアログボックスのアンカー枠の位置ポップアップメニューで「コラムの外」を選択します。 アンカー枠が複数コラムの文書の場合でも常にページの余白部分に表示されるようにアンカー枠を配置する方法については、マニュアルを参照してください。
アンカー枠の位置として 「コラムの外」 を選択すると、次のような属性を設定できます。
アンカー枠は、コラムの右側か左側、またはページ端から外側か内側に設定できます。
見開きの文書では、アンカー枠を内側か外側に設定することもできます。
枠をドラッグするか、アンカー枠ダイアログボックスの「ベースラインからの距離」オプションに値を指定して、テキストのベースラインに対して相対的に、枠の位置を上下に調整できます。 値を「0」に指定すると、枠の下端がテキストのベースラインに揃います。 正の値を指定すると枠が上に移動し、負の値を指定すると下に移動します。
アンカー枠の位置をテキスト枠の上端より上や、下端より下に設定することはできません。 アンカー枠の位置がテキスト枠の上か下になるように設定すると、自動的に最高の位置、または最低の位置に枠が配置されます。 アンカー記号がテキスト枠の上、または下にならないようにテキストを編集すると、アンカー枠は自動的に調整されます。
枠をドラッグするか、アンカー枠ダイアログボックスの「コラムからの距離」オプションに値を指定して、コラムの端に対して相対的にアンカー枠の位置を左右に調節できます。 値を「0」に指定すると、アンカー枠の端がコラムの端に揃います。 正の値を指定すると枠がコラムから離れて移動し、負の値を指定するとコラムの中に移動します。
アンカー枠の距離は、常にコラムの端からの距離に相対的に変わります。したがって、複数コラムのページではコラムの間に枠が表示されることがあります。 ページ余白とコラムレイアウトを変更して、枠が収まるようにコラムの間隔を拡張できます。 構造化文書で作業する場合は、開発者に連絡してアンカー枠が収まるようにコラムの間隔を拡張します。