指定した単語の同義語、関連語および反意語を調べるには、類語辞典を使用します。類語辞典を使用すると、文書内の単語を最適化したり、挿入する正しい単語を検索したりできます。
これらの単語の中の最初の結果の1つを選んで、その単語の同義語、関連語および反意語をさらに調べることができます。FrameMakerでは調べた類語の履歴を10語まで維持します。
さらに多くの類語がある場合は、ダイアログボックスの下部の矢印ボタンを使用して、追加情報を見ることができます。FrameMakerは、探す単語の大文字使用と一致する同義語、反意語および関連した単語を表示します。
1)類語辞典で単語またはフレーズを検索するには:
–ドキュメントウィンドウ内に表示されている単語を探すには、その単語を選択し、編集/類語辞典を選択します。
–ドキュメントウィンドウ内に表示されていない単語を探すには、テキストが選択されていないことを確認してから、編集/類語辞典を選択します。単語を入力し、「検索」をクリックします。
–句を探すには、テキストが選択されていないことを確認し、編集/類語辞典を選択します。類語辞典ダイアログボックスにハイフンを含めた句を入力して、「検索」をクリックします。
注: ドキュメントウィンドウで句を選択して指定すると、最初に選択した単語だけが調べられます。
–類語ダイアログボックスに表示された同義語、関連語および反意語を調べるには、その単語をクリックします。同義語、関連語、反意語が太字で表示されます。
–再び単語を探すには、類語ダイアログボックスの単語ポップアップメニューから単語を選択します。
2)言語ドロップダウンリストで、別の言語を選択します。
FrameMakerでは、現在のテキストの言語が使用されます。単語が選択されていない場合、または挿入ポイントが段落内にない場合は、FrameMakerのインストール時に選択したインターフェイスの言語が使用されます。カスタム文書用に独自のテンプレートを作成すると、新規文書の初期設定言語を無効にすることができます。
注: 使用する言語の辞書のみでなく、その言語の類語辞典もインストールされます。
3)文書で使用する単語を選択するには、同義語または「See Also」リストから該当する単語を選択し、「置換」をクリックします。
類語辞典ダイアログを開くときに単語を選択した場合、その単語はダイアログで選択した単語と置換されます。単語を選択しなかった場合、ダイアログで選択した単語は現在の挿入ポイントに配置されます。