カスタマイズ

FrameMakerのDITAオプションダイアログでは、DITAバージョンや自動読み込み設定などのオプションを設定してDITAトピックファイルを開くことができます。

DITAオプションダイアログを使用すると、一般、取り込みおよび書き出し関連のDITAオプションを設定できます。DITAオプションはオーサリング環境に対するグローバル設定です。つまり、オプションに加えられた変更は作業中のすべてのDITAファイルに影響を与えます。

DITAオプションダイアログを開くには、構造/DITA/DITAオプションを選択します。

DITAオプションダイアログ

FrameMakerのDITAオプションダイアログでオプションを設定する

DITAバージョン

デフォルトでは、FrameMakerはDITA 1.2を使用するように設定されています。このオプションを使用すると、以前のバージョンのDITAで作成された文書を開いて作業できます。ただし、DITA 1.2のみで使用できるエレメントや属性を追加してトピックを保存する場合、トピックはDITA 1.2に変換されます。後でこのトピックを以前のバージョンのDITAで開こうとすると、検証エラーになります。

新規タイプ

新しいトピックを作成するときにFrameMakerが使用するデフォルトのファイルタイプを設定できます。デフォルトの「新規」タイプは、新しいトピックのファイル名拡張子(.xmlまたは.dita)を指定します。この拡張子は、新しいファイルの拡張子を指定しない場合にのみ適用されます。

ID接頭辞

「エレメントで必要な場合、IDを自動的に追加」オプションのチェックボックスを選択している場合、FrameMakerによって自動生成されるトピックIDの接頭辞を指定できます。デフォルトでは、FrameMakerはトピックIDの接頭辞としてidを追加します。

ファイルを開くときにTopicrefを自動的に読み込む

FrameMakerでファイルを開くときにDITAマップのTopicrefを読み込みます。詳しくは、「DITAマップ

ファイルを開くときにConrefを自動的に読み込む

FrameMakerでファイルを開くときにトピックの内容参照を読み込みます。詳しくは、「内容参照」を参照してください。

ファイルを開くときに相互参照を自動的に読み込む

FrameMakerでファイルを開くときにトピックの相互参照を読み込みます。詳しくは、「相互参照」を参照してください。

グラフィックを自動的に読み込む(Documentumのみ)

FrameMakerでファイルを開くときにトピックで画像を読み込みます。

ファイルを開くときにプロローグをコンディショナル設定する

DITAトピックでプロローグエレメントを条件付きで表示または非表示します。このオプションを選択すると、次にFrameMakerを起動するときにDITA-Prologのコンディショナルタグがprologのエレメントに適用されます。DITA-Prologのコンディショナルタグは非表示に設定されます。

また、コンディショナル設定したテキストは、表示されるかどうか(「OutputAllTextWithoutPIs」)に関係なく保存(書き出し)されます。取り込み時に、関連付けられているコンディショナルタグが構造化テンプレートに見つからない場合、コンディショナルタグが追加され、Show(赤色)に設定されます。

コンディショナル設定オプションを選択していない場合、すべてのprologのエレメントが取り込まれ、コンディショナルタグが適用されていないEDDと構造化テンプレートの書式を使用して表示されます。

ファイルを開くときにコメントをコンディショナル設定する

DITAトピックでコメントエレメントを条件付きで表示または非表示します。このオプションを選択すると、次にFrameMakerを起動するときにDITA-Commentのコンディショナルタグがコメントエレメントに適用されます。DITA-Commentのコンディショナルタグは非表示に設定されます。

また、コンディショナル設定したテキストは、表示されるかどうか(「OutputAllTextWithoutPIs」)に関係なく保存(書き出し)されます。取り込み時に、関連付けられているコンディショナルタグが構造化テンプレートに見つからない場合、コンディショナルタグが追加され、Show(赤色)に設定されます。

コンディショナル設定オプションを選択していない場合、すべてのcommentのエレメントが取り込まれ、コンディショナルタグが適用されていないEDDと構造化テンプレートの書式を使用して表示されます。

エレメントで必要な場合、IDを自動的に追加する

デフォルトでは、エレメントでID属性が必須の場合、エレメントが追加されるとFrameMakerは固有のIDを割り当てます。このオプションを選択解除して、後でIDをエレメントのすべてのインスタンスに割り当てるできます。

TopicRefの更新中は常にNavtitleを更新する

DITAトピックに対してnavtitleエレメントが定義されており、トピックがDITAマップで参照されている場合、選択したトピックまたはDITAマップで参照を更新中にタイトルを更新します。

ファイルを開くときに常にNavTitleを表示する

DITAトピックに対してnavtitleエレメントが定義されており、トピックが開かれているときにエレメントを表示します。

索引マーカー変換用の索引用語

DITAファイルを開く際、FrameMakerがDITAファイル内のDITAファイルのindextermエレメントをFrameMaker索引マーカーエントリに変換します。この後、FrameMaker文書をDITAファイルに書き出すときに、FrameMakerは索引マーカーをindextermエレメントに再変換します。

パスのURI表記

外部参照、相互参照、内容参照を指定する場合、このオプションを選択して、スラッシュ(/)をパスのディレクトリの区切りとして使用します。


August 22, 2018

Legal Notices | Online Privacy Policy