余白とは、ページの端からテキスト枠までの距離のことです。片面の文書を作成する場合は、テキスト枠の上、下、左および右の余白を設定します。見開きの文書では、上、下、内側および外側の余白を設定すると、左右のページを対称にすることができます。
左右が対称でない余白を設定する場合は、マスターページ上でテキスト枠を変更します。例えば、左右両方のページの左側の余白を大きく設定して、テキスト枠をページの右側に配置することもできます。
テキスト枠は、幅と間隔の同じ複数のコラムに分けることができます。コラムの幅や間隔が異なる複数コラムレイアウトを作成する場合は、1つのコラム内に1つのテキスト枠を作成し、テキスト枠を1つずつ手動で配置します。テキスト枠は、1つずつ作成する以外に、設定したテキスト枠を複製して作成することもできます。
1)メインテキストフロー内に挿入ポイントを置くか、ページの余白部分をクリックします。ブックウィンドウがアクティブである場合は、対象となる文書も選択します。
2)書式/ページレイアウト/コラムのレイアウトを選択します。
左右のレイアウトが対称でない場合は(左右のマスターページのコラム数や内側と外側の余白設定が異なる場合など)、処理の続行を確認するメッセージが表示されます。左右ページを対称にしない場合は、マスターページ上でレイアウトを変更します。
3)余白設定を変更するには、「余白」セクションに値を入力します。余白とコラム間隔の値によって、各コラムの幅が決まります。
4)コラム数やコラム間隔を変更するには、「コラム」セクションに値を入力します。
コラムの幅と、コラム間の間隔がすべて同じになります。
5)「フロー全体を更新」をクリックします。設定したコラム幅が狭すぎて、文書中のアンカー枠や表が収まらない場合は、処理の続行を確認するメッセージが表示されます。「OK」をクリックすると、表や枠のサイズを手動で変更できます。