同じページまたは同じグラフィック枠内にあるオブジェクトを選択できます。グラフィック枠を選択すると、既に選択されていたオブジェクトの選択がすべて解除されます。オブジェクトを選択すると、周りにハンドルが表示されます。
自動選択ツール
自動選択ツールを使用すると、マウスポインターがテキスト上にある場合は、挿入ポイントの配置やテキストが選択され、マウスポインターがオブジェクト上にある場合は、オブジェクトが選択されます。自動選択ツールがアクティブのときは、その位置に応じてマウスポインターの形が変わります。マウスポインターは、テキストの上にあるときはIビームになり、オブジェクトの上にあるときは白抜きの矢印
になります。通常、作業中は自動選択ツールを使用してください。
オブジェクト選択ツール
オブジェクト選択ツールは、テキスト枠を移動したりサイズを変更したりする場合のように、テキスト行やテキスト枠をオブジェクトとして扱う場合に使用します。オブジェクト選択ツールがアクティブな状態でテキストをクリックするときは、テキストに挿入ポイントを配置するよりも、テキスト行やテキスト枠をオブジェクトとして選択します。
注: オブジェクトの描画が終わると、自動選択ツールに戻ります。オブジェクトの描画後にもオブジェクト選択ツールのままにしておく場合は、ツールポッドでShiftキーを押しながらツールをクリックします。
次のいずれかの操作を行います。
•オブジェクトを選択するには、それをクリックします。オブジェクトが透明な場合(塗りパターンが「なし」に設定されている場合)は、境界線をクリックします。重なっているオブジェクトをクリックすると、最前面のオブジェクトが選択されます。
•複数のオブジェクトを選択するには、選択するオブジェクトの外側からオブジェクトを完全に囲むように、斜めにドラッグして選択範囲を作成します。選択するすべてのオブジェクトを完全に選択範囲内に含めてください。
ドラッグして複数のオブジェクトを選択します。
注: 選択範囲の作成時にマウスポインターがオブジェクト上にあるために、選択範囲を作成する代わりにオブジェクトが移動する場合は、すぐに編集/取り消しを選択してください。次に、Shiftキーを押しながらドラッグして選択境界線を作成します。
•グラフィック枠内のすべてのオブジェクトを選択する場合は、枠または枠内のオブジェクトを選択して、編集/枠内のすべてを選択を選びます。
•ページ上のすべてのオブジェクトを選択するには、ページ上のオブジェクトやテキストの外をクリックして、編集/ページ上のすべてを選択を選びます。
次のいずれかの操作を行います。
•オブジェクトの選択を解除するには、そのオブジェクトの外をクリックします。
•選択された複数のオブジェクトの1つを選択解除する場合は、Shiftキーを押しながら(ハンドルではなく)オブジェクトをクリックします。Ctrlキーを押しながらオブジェクトをクリックすることもできます。
•選択されているオブジェクトをすべて選択解除するには、ページを任意のオブジェクトからドラッグ&ドロップして離します。
•周囲にある複数のオブジェクトの選択を解除する場合は、すべてのオブジェクトの外にマウスポインターを置いて、Shiftキーを押しながら斜めにドラッグして選択範囲を作成します。マウスボタンを放すと、選択範囲内に完全に含まれているすべてのオブジェクトの選択が解除されます。ドラッグを開始したときに選択していなかったオブジェクトが選択範囲内に含まれると、そのオブジェクトは選択されます。