FrameMakerでは、設定されたDocumentum、SharePoint、およびDITAExchangeリポジトリ内で通常検索および詳細検索を行えます。
通常検索は、ファイルの名前に対して検索します。通常検索を行うには、次の操作を行います。
1)リポジトリマネージャーで、リポジトリを選択します。
2)検索フィールドに検索語を入力し、検索アイコンをクリックします。
結果が検索結果ウィンドウに表示されます。
注: 通常検索は、リポジトリ内の選択されたアイテムを検索します。選択されたアイテムが最上位のコンテナである場合は、メインコンテナ内のすべてのファイルとサブコンテナが検索されます。
SharePointまたはDITAExchangeリポジトリに対して詳細検索を行うには、次の操作を行います。
1)リポジトリマネージャーで、リポジトリを選択します。
2)詳細検索アイコンをクリックします。詳細検索ウィンドウが次のように表示されます。
詳細検索ウィンドウ(SharePoint)
3)検索ペインに検索語を入力します。
4)コンディションビルダーでは、2つ以上の検索条件を組み合わせることで、複雑な検索を実行できます。
a)プロパティ(例えば、作成者」、関連条件(例えば、=)、を選択し、値(例えば、Jones)を指定して、条件を組み立てます。「追加」をクリックします。
b)演算子(ANDまたはOR)、プロパティ(例えば、ファイルの種類)、条件(例えば、=)を選択し、値(例えば、PDF)を指定して、別の条件を組み立てます。
5)「検索」をクリックします。
指定した検索条件に基づいて、検索結果が表示されます。この例では、Jonesが作成したPDFファイルが表示されます。
DITAExchangeコネクターを使用すると、ファイル参照ダイアログとファイルを開くダイアログでファイルをフィルターできます。使用可能なファイルの属性のいずれかを使用してこれらのダイアログボックスに表示されるファイルをフィルターできます。例えば、ファイルタイプまたは作成者でファイルをフィルターできます。ファイル数の多いリストでは、絞り込みができるため、ファイルを見つけやすくなります。
1)リポジトリマネージャーで、リストまたはフォルダーを右クリックして「ファイル参照」を選択します。
2)ファイル参照ダイアログには選択したリストまたはフォルダーにあるファイルの一覧が表示されます。
各ファイルに対して、一覧リストにはビューで言及したすべての関連属性も表示されます。
重要: DITAExchangeで、DITAExchangeサーバー上のファイルに関連付けられている属性を更新する場合、属性はファイル参照ダイアログまたはファイルを開くダイアログで動的に更新されます。この動作は、DITAExchangeに固有のものです。
3)特定の属性を使用してファイルのリストをフィルターするには、属性のタイトルの上にマウスポインターを置きます。
タイトル名の右側にポップアップ矢印が表示されます。
4)ポップアップ矢印をクリックします。
フィルター- <Attribute name>ダイアログが表示されます。
5)ファイル参照ダイアログでファイルにフィルターを定義するには、次のいずれかの操作を行います。
–リストでエントリの左にあるチェックボックスを使用します。例えば、上のダイアログでは、他の2 つのオプションのチェックボックスをオフにすることで、管理者が変更したファイルのみを表示するように、リストをフィルターすることもできます。
–テキストボックスに入力したテキストを使用してリストをフィルターします。例えば、adと入力すると、テキストにadが含まれるエントリでリストがフィルターされます。
6)「OK」をクリックします。
ファイルの一覧は、フィルターダイアログで設定した条件に基づいてフィルターされます。
ファイル参照ダイアログでは、フィルターが適用された属性のタイトルの右側にアスタリスクが表示されます。
重要: 特定のリストやフォルダーに適用されたフィルターは、現在のDITAExchangeセッションで保持されます。これは、特定のリストまたはフォルダーのファイル参照ダイアログを後で開く際、以前適用した条件に基づいてファイルのリストがフィルターされることを示します。
次の2つのレベルでファイル参照ダイアログで適用したフィルターをクリアすることができます。
•特定の属性に適用されたフィルター
•すべての属性に適用されたフィルター
1)リポジトリマネージャーで、リストまたはフォルダーを右クリックして「ファイル参照」を選択します。
ファイル参照ダイアログボックスで、一部の属性のタイトルの右側に表示されるアスタリスクを確認します。これは、フィルターが適用されている属性にインジケーターとしてコネクターによって提供されます。
2)特定の属性のフィルターをクリアするには、属性のタイトルの上にポインターを置き、ポップアップ矢印をクリックします。
3)フィルター- <Attribute name>ダイアログで、「フィルターをクリア」をクリックします。
4)これで、ファイル参照ダイアログのファイル一覧からフィルターがクリアされます。
属性のタイトルの右側にあったアスタリスクが表示されなくなっていることを確認します。
5)すべての属性に適用したフィルターをクリアするには、ファイル参照ダイアログで「すべてのフィルターを解除」をクリックします。
Documentumリポジトリに対して詳細検索を行うには、次の操作を行います。
1)リポジトリマネージャーで、リポジトリを選択します。
2)詳細検索アイコンをクリックします。詳細検索アイコンが次のように表示されます。
3)検索ペインに検索語を入力します。
4)必要に応じて、場所、ファイルの種類、日付、ファイルサイズの値を選択します。
5)コンディションビルダーでは、2つ以上の検索条件を組み合わせることで、複雑な検索を実行できます。
a)プロパティ(例えば、タイトル)、条件(例えば、始まる)を選択し、キーワード(例えば、Troubleshooting)を指定して、条件を組み立てます。「追加」をクリックします。
b)演算子(ANDまたはOR)、プロパティ(例えば、変更者)、条件(例えば、始まる)を選択し、キーワード(例えば、Daniel)を指定して、別の条件を組み立てます。
6)「検索」をクリックします。
指定した条件に基づいて、検索結果が表示されます。この例では、タイトルが「Troubleshooting」で始まり、「Daniel」で始まる名前のユーザーによって変更されたエレメントが表示されます。