RTL文書内のカーソルは入力時にデフォルトで右から左に移動します。FrameMakerは現在、強い(プライマリ)キャレットと弱い(セカンダリ)キャレットのシステムを採用しています。強いキャレットは、挿入された文字の方向がテキストの基本的な方向と同じある場合、その文字が表示される位置を示します。弱いキャレットは、挿入された文字の方向が基本的な方向と逆である場合、その文字が挿入される位置を示します。
キャレットの移動動作を変更するには:
1)環境設定ダイアログ(編集/環境設定を選択)を開きます。
2)「キャレット移動」グループで「論理的」を選択し、挿入された文字の論理的な順序とキーの移動が一致するようにします。
「ビジュアル」を選択し、カーソルの移動がキーの方向と一致していることを確認します。例えば、左のキーはカーソルを左方向に移動させます。