コンテキストヒント機能により、FrameMakerに導入された新機能または通常のタスクを実行する代替方法を検索しやすくなります。現在実行中のタスクに関連する機能がある場合は、コンテキストヒント機能は、ヒントの形式で機能に関連する情報を表示します。これらのヒントによりタスクを簡単かつ効率的に実行できます。
例えば、新しいドキュメントを最初に開く際は、ヒントがFrameMakerワークスペースの右下隅に表示されます。
ヒントダイアログボックスには、次のボタンが表示されます。
•?:このボタンの上にマウスを置くと、これらのヒントのオン/ オフを切り替える方法が表示されます。
•表示:このボタンは、特定のヒントに対してのみ表示されます。このボタンをクリックすると、ヒントで参照されているそれぞれのポッドが開きます。
•詳細:このボタンをクリックすると、関連するヘルプコンテンツに移動します。
•X:このボタンをクリックすると、ヒントを閉じます。メッセージをこれ以上表示しないようにする方法については、「コンテキストヒントの環境設定」を参照してください。
各ヒントは、特定のワークフローにつき一度だけ表示されます。例えば、次回にドキュメントを開いた際にヒントが表示されることはありません。ここでの目的は、煩雑さを抑えつつ貴重な情報を提供することにあります。すなわち、ワークフローを実行した場合は、FrameMakerではユーザーがヒントの情報を既に利用しているか、あるいはそうした情報が不要なものとして見なされます。
コンテキストヒントの環境設定をカスタマイズするには、編集/環境設定/グローバル/警告を選択します。コンテキストヒントに関する次のオプションは、ダイアログボックスの下部にあります。
コンテキストヒントを表示
メッセージをこれ以上表示しないようにするには、このオプションの選択を解除します。すなわち、タスクを初めて実行する場合でも、ヒントやメッセージが表示されなくなります。
コンテキストヒントをリセット
「コンテキストヒントをリセット」ボタンをクリックすると、ヒントの表示が再開されます。これまでに実行したワークフローについても、再びヒントが表示されます。例えば文書の保存時にコンテキストヒントが表示される場合、このボタンをクリックしてこのヒントを保持すると、次回文書を保存するときに、同じヒントが再び表示されます。