FrameMaker には文書のベースにできるいくつかのテンプレートが用意されています。 または、所属組織によって定義されたテンプレートを使用することや、空の文書の作成を選択できます。
初期設定では、FrameMaker 文書の拡張子は .fm 拡張子。
テンプレートから文書を作成することができます。 所属組織は、異なるタイプの文書にたいして既成のテンプレートを所有していることがあります。 既成のテンプレートに基づいて文書を作成するには次の操作を行います。
1)ファイル/新規/文書を選択します。
2)次のいずれかの操作を行います。
標準テンプレートを選択します。
a)標準テンプレートを検索をクリックします。
b)標準テンプレートダイアログでテンプレートを選択します。例えば、 ユーザーガイド—法的を選択します。
c)「作成」をクリックし、選択したテンプレートに基づいて文書を作成します。
注: オプションとして、「サンプルを表示」をクリックし新規文書タブに文書をプレビューさせることができます。 このオプションで標準テンプレートのダイアログは閉じます。 サンプルを閲覧した後にふたたびダイアログに戻るには、ファイル/新規/文書/標準テンプレートを検索を選択します。
構造化テンプレートを選択する
a)「構造化テンプレートを検索」をクリックします。
b)構造化テンプレートダイアログでテンプレートを選択します。例えば、 ビジネス—メモを選択します。
c)「作成」をクリックし、選択したテンプレートに基づいて文書を作成します。
注: オプションとして、「サンプルを表示」をクリックし新規文書タブに文書をプレビューさせることができます。 このオプションで構造化テンプレートのダイアログは閉じます。 サンプルを閲覧した後にふたたびダイアログに戻るには、ファイル/新規/文書/構造化テンプレートを検索を選択します。
カスタムテンプレートを選択する
a)新規文書にテンプレートとして使用したい文書まで移動します。
b)「新規」をクリックします。
RTL のテンプレートを選択する
a)テンプレートフォルダーに移動します(Fm_Install_Location\Templates)。
b)RTLTemplate.fm ファイルをクリックします。
c)「新規」をクリックします。
注: 方向が右から左に設定された空白の文書が作成されます。
3)文書に内容を追加します。
所属組織または団体のためにテンプレートを定義するのであれば、空の FrameMaker 文書から始めることもできます。
1)ファイル/新規/文書を選択します。
2)基本ページレイアウトを指定します。
•標準的な 1 コラムの文書を作成する場合は、「縦」または「横」をクリックします。
•用紙サイズ、コラムの数、コラムの余白、ページ設定などをカスタマイズした文書を作成したい場合は、「カスタム」をクリックし、値を指定して「作成」をクリックします。
文書の単位系を選択することもできます。 ここで選択した単位は、FrameMaker のダイアログボックスやドキュメントウィンドウのステータスバーに表示されます。
3)文書に内容を追加します。
FrameMaker では、左から右の表記(LTR)に加え、右から左の表記(RTL)(アラビア語、ヘブライ語、ペルシア語など)による文書の作成に対応しています。ただし、現在の文書の方向を変更することができます。
1)書式/文書/方向を選択します。
2)「方向」のサブメニューから、「左から右」、または「右から左」を選択します。
挿入ポイントの位置は、文書方向に基づいて変化します。