会議内でのオーディオの管理

コンピューターを使用する出席者のためにマイクを有効化

デフォルトでは、マイクを使用してオーディオをブロードキャストできるのは主催者とプレゼンターだけです。ただし、主催者は次のいずれかの手順を実行して、参加者によるブロードキャストを可能にすることができます。

  • すべての参加者に対してオーディオを有効にするには、オーディオ/参加者のマイクによる発言権を選択します。 アイコンが出席者ポッド内のすべての参加者に対して表示されます。

  • 特定の参加者のオーディオを有効にするには、出席者ポッドで 1 人以上の出席者を選択します。次に、ポップアップメニューから「オーディオを有効にする」、「主催者にする」、または「プレゼンターにする」のいずれかを選択します。 アイコンが出席者ポッド内の特定の参加者の横に表示されます。

    主催者は同じポップアップメニューを使用して、後で特定の出席者のオーディオを無効にすることにより、背景ノイズを減らすことができます。

一度に 1 人の発言者だけがマイクを使用できるようにします

主催者は次の手順を実行して、発言の重複を回避することができます。

オーディオ/単一スピーカーモードを有効にするを選択します。

メインのメニューバーにあるマイクボタン の横にアスタリスクが表示されます。ある発言者がマイクボタンをクリックすると、他のユーザーのマイクボタンは現在の発言者が再びマイクボタンをクリックするまで無効になります。

レクチャーモードの有効化(MeetingOne のみ)

MeetingOne のオーディオコンファレンスでは、レクチャーモードを有効にすることができます。レクチャーモードでは、MeetingOne の主催者と、Connect の主催者およびプレゼンターのみが発言できます。会議の他の参加者は全員ミュートされているか、マイクによる発言権が停止されているため、オーディオを転送することはできません。

「オーディオ/レクチャーモードを有効にする」を選択します。

VoIP を使用した音声のブロードキャスト

  1. メインのメニューバーで、マイクボタン をクリックします。

    発言すると、ボタンアイコンにオーディオレベルを示すサウンドの波形が表示されます。

  2. (オプション)声が大きすぎたり小さすぎる場合は、マイクボタンの右側にあるメニューボタン をクリックし、「マイクのボリュームを調整」を選択します。または、「マイクをミュート」を選択してブロードキャストを一時的に停止します(咳や他の理由による中断の場合)。

    出席者がオーディオをブロードキャストしている間、出席者ポッドの出席者名の横にマイクのアイコン が表示されます。

オーディオボリュームの調整またはミュート

各出席者は自分のシステムでオーディオボリュームをカスタマイズできます。

メインのメニューバーで、スピーカー メニュー から次のいずれかを選択します。
スピーカーをミュート
オーディオを完全に無効または有効にします(このオプションをすばやく切り替えるにはスピーカーアイコンをクリックします)。

コンファレンスの音声のみミュート
共有ポッドやビデオテレフォニーポッドで再生しているオーディオは保持されます。

スピーカーのボリュームを調整
出席者がドラッグしてボリュームをカスタマイズするためのスライダーを表示します。

新しい電話ユーザーへのダイヤルアウト

  1. 「オーディオ/新規ユーザーに電話する」を選択します。
  2. 参加者の名前と電話番号を入力します。
  3. 「電話」を選択して参加者の電話番号にダイヤルします。

    出席者に電話がかけられ、その出席者の名前の右側に電話中を示すアイコン が表示されます。

Adobe Connect にログオンしている参加者へのダイヤルアウト

  1. 出席者ポッドで、オーディオコンファレンスに追加する参加者の名前を選択します。
  2. ポッドメニュー から、「選択したユーザーに電話する」を選択します。

    「電話ユーザーに電話する」ダイアログボックスが表示されます。新しい電話番号を入力するか、参加者の番号リストから番号を選択します。

  3. 「電話」をクリックします。

電話会議での同一ユーザーの 2 つのエントリの結合

出席者がトークンを使用せずにオーディオコンファレンスにダイヤルインすると、その出席者は出席者リストに 2 回表示されます(1 回目は名前、2 回目は電話番号です)。 主催者はエントリを 1 つにまとめることができます。

  1. 出席者ポッドで、次のいずれかの操作を行います。
    • 番号をドラッグし、参加者の名前の上にドロップします。

    • 参加者名と番号を選択し、メニューから「結合」を選択します。

    • 参加者名と番号を選択し、ポッドメニュー から「ユーザーの結合」を選択します。

  2. 「確認」ボタンをクリックします。今後このボタンを非表示にするには、「今後このメッセージを表示しない」をオンにしてください。
    注意: 会議またはトレーニングセッションでオーディオコンファレンス機能を使用するには、コンファレンスアダプターを有効にする必要があります。

オーディオのブロードキャストの一時停止

会議の中断が長びくときに、主催者はオーディオのブロードキャストを停止することができます。

「オーディオ/音声ブロードキャストを停止」を選択します。再開するには、「オーディオ/音声ブロードキャストを開始」を選択します。

注意: 主催者は全出席者のブロードキャストを停止できますが、特定の参加者についてはできません。

オーディオコンファレンスの停止またはオーディオモードの変更

次のいずれかの操作を行います。

  • 「オーディオ/会議のオーディオを停止」を選択します。

  • 「オーディオ/会議のオーディオモードを変更」を選択します。

主催者が退席したときにコンファレンスが終了しないようにするには、 Universal Voice コンファレンスの開始に関するベストプラクティス を参照してください。

オーディオ品質の調整

オーディオ設定ウィザードによる設定の迅速な最適化

  1. 会議/オーディオ設定ウィザードを選択します。
  2. 画面の指示に従って、オーディオ品質を最適化します。カメラとマイクへのアクセスを要求するダイアログボックスが表示された場合は、「許可」をクリックします。

詳細なオーディオオプションの設定

  1. 会議/環境設定を選択し、左ペインで「オーディオ」をクリックします。
  2. エコーの自動キャンセル、マイクのボリューム制御、およびノイズの抑制を行うには、「拡張オーディオの使用」を選択します。オーディオ品質に問題が生じる場合は、この選択を解除してください。
  3. アコースティックエコー除去モードの場合は、次のいずれかを選択します。
    注意: これらのオプションを使用するには、Adobe Connect Add‑in がインストールされている必要があります。
    Full Duplex(全二重)
    複数のユーザーが同時に話せるようにします。ハウリングが発生する場合、別のオプションを選択します。このオプションはほとんどのシステムに適しています。

    Half Duplex(半二重)
    一度に 1 人のユーザーだけが話せるようにします。システムのマイクの感度が高すぎて周囲の不要な音が拾われてしまう場合、またはエコー除去が不十分な場合に、このオプションを使用します。

    ヘッドフォン
    ヘッドフォン用にオーディオ設定を最適化します。このオプションでは全二重モードが使用されるので、複数のユーザーが同時に話すことができます。

    オフ
    エコー除去を無効にします。

  4. マイクのボリュームを音声レベルの変化に応じて自動的に調整できるようにするには、「自動ゲイン制御」を選択します。オーディオのボリュームが予測できないほど変動する場合は、この選択を解除してください。
  5. 「音質」では、オーディオ品質が低下しない、最高の設定を選択します。
    高速
    最高のパフォーマンスは得られますが、オーディオ品質は最低となります。(このオプションはシステムの CPU が低速な場合に使用します)。

    最良
    パフォーマンスは最も低くなりますが、最高のオーディオ品質が得られます(このオプションは、高速な CPU を搭載したシステムで使用します)。

    カスタム
    オーディオ品質の設定に関するオプションを自分で選択できます。このオプションは、標準的な設定で適切な結果が得られない場合に使用します。次のいずれかのオプションを選択します。
    • 「エコーパス」は、128 か 256 を選択します。デフォルト設定は 128 です。 高い設定にすると、ハウリングが抑制されます。この設定は多くの CPU リソースを使用するので、ヘッドフォンを使用しないシステムに推奨されます。

    • 「ノイズの抑制」を選択すると、マイクが拾うノイズが少なくなります。このオプションを選択解除すると、マイクの感度が高くなります。

    • オーディオデータに対して非線形処理を使用する場合は、「ノンリニアプロセッシング」を選択します。これはデフォルトで選択されます。 標準的な処理を使用して、CPU リソースの消費を抑えるには、このオプションを選択解除します。

  6. 「Speex のコーデックを使用する」を選択すると、この VOIP 最適化テクノロジが利用されます(このオプションを使用するには、出席者が Adobe Connect Add-in をインストールする必要があります)。 オプションの範囲は、「高速」(最高速のパフォーマンスと最低の品質)から「最良」(最低速のパフォーマンスと最高の品質)までです。