描画 API の基礎Flash Player 9 以降、Adobe AIR 1.0 以降 描画 API は、ActionScript に組み込まれた機能の名前です。この機能を使用すると、線、曲線、シェイプ、塗り、グラデーションなどのベクターグラフィックを作成し、ActionScript でそれらを画面上に表示できます。flash.display.Graphics クラスがこの機能を提供します。 Shape、Sprite、または MovieClip の各クラスに定義された graphics プロパティで、任意の Shape、Sprite、または MovieClip インスタンスに対して ActionScript を使用して描画できます。各クラスの graphics プロパティは、実際は Graphics クラスのインスタンスです。 コードを使用した描画に不慣れな場合、Graphics クラスには、円、楕円、矩形、および角の丸い矩形などの一般的なシェイプを簡単に描画するためのいくつかのメソッドがあります。それらは表示されない線としても、塗りつぶされたシェイプとしても描画できます。 より高度な機能が必要な場合は、Graphics クラスには線および二次ベジェ曲線を描画するためのメソッドもあり、Math クラスの三角関数と組み合わせて、任意のシェイプを作成できます。 Flash ランタイム(Flash Player 10 および Adobe AIR 1.5 以降など)では、プログラムから 1 つのコマンドでシェイプ全体を描画できる描画用 API が追加されています。「描画 API の使用の基礎」で説明されている Graphics クラスおよびタスクについて理解したなら、描画 API の高度な使用に進み、これらの描画 API の機能についてさらに学習してください。 重要な概念と用語次の参照リストに、API の描画で使われる重要な用語を示します。
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