サウンドの操作の基礎Flash Player 9 以降、Adobe AIR 1.0 以降 コンピューターは、サウンド情報のデジタル表現であるデジタル オーディオをキャプチャしてエンコードし、保存し、取得してスピーカから再生できます。サウンドの再生は、Adobe® Flash® Player または Adobe® AIR™ と ActionScript を使用して行うことができます。 サウンドデータがデジタル形式に変換されると、サウンドボリュームや、サウンドがステレオであるかモノラルサウンドであるかなどの様々な性質があります。ActionSctipt でサウンドを再生すると、それらの性質も調節ができます。つまり、サウンドを大きくしたり、一定の方向から聞こえるようにすることができます。 ActionScript でサウンドを制御する前に、Flash Player または AIR にサウンド情報をロードする必要があります。オーディオデータを Flash Player または AIR に取り入れ、ActionScript で操作するには、5 種類の方法があります。
サウンドデータを外部サウンドファイルから読み込むときは、サウンドデータの読み込みがすべて終わらないうちに、サウンドファイルの先頭部分の再生を開始できます。 デジタルオーディオをエンコードするサウンドファイルには様々な形式がありますが、ActionScript 3.0、Flash Player、および AIR は、MP3 形式で保存されるサウンドファイルをサポートしています。WAV や AIFF などの他の形式のサウンドファイルを、直接読み込んだり再生したりすることはできません。 サウンドを ActionScript で操作するときは、一般に flash.media パッケージの複数のクラスを使用します。Sound クラスは、サウンドファイルをロードすることにより、またはサウンドデータをサンプリングして再生を開始するイベントに関数を割り当てることにより、オーディオ情報にアクセスするために使用するクラスです。サウンドの再生を開始すると、Flash Player および AIR は SoundChannel オブジェクトへのアクセスを可能にします。ロードされたオーディオファイルは、ユーザーのコンピューターで再生される複数のサウンドのうちの 1 つでしかないこともあるので、再生されるそれぞれのサウンドは独自の SoundChannel オブジェクトを使用します。すべての SoundChannel オブジェクトを合成して出力すると、そのサウンドがコンピューターのスピーカーから実際に流れます。サウンドのプロパティを制御したり、再生を停止したりするには、この SoundChannel インスタンスを使用します。最後に、混合されたオーディオを制御する必要がある場合は、SoundMixer クラスを使用して混合出力を制御できます。 また、ActionScript でサウンドを操作しているときには、他のクラスも使用してより特定されたタスクを実行することもできます。サウンド関連のすべてのクラスについては、サウンドアーキテクチャについてを参照してください。 重要な概念と用語次の参照リストに、使用する重要な用語を示します。
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