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Flash Player 9 以降、Adobe AIR 1.0 以降

Flash Player 6 では、特定の Flash Player 設定に使用されるドメインは、SWF ファイルのドメインの最後の部分に基づいています。 この設定には、カメラとマイクの許可、記憶領域の割り当て、永続共有オブジェクトの記憶領域などがあります。

www.example.com のように SWF ファイルのドメインに 3 つ以上のセグメントが含まれている場合、ドメインの最初のセグメント(www)は削除され、ドメインの残りの部分が使用されます。 したがって、Flash Player 6 では、www.example.com と store.example.com はどちらも example.com をこれらの設定のドメインとして使用します。 同様に、www.example.co.uk と store.example.co.uk はどちらも example.co.uk をこれらの設定のドメインとして使用します。 このため、example1.co.uk と example2.co.uk など、互いに無関係のドメインの SWF ファイルが、同じ共有オブジェクトにアクセスできるという問題が起きる場合があります。

Flash Player 7 以降では、プレーヤー設定はデフォルトで SWF ファイルの正確なドメインに従って選択されます。例えば、www.example.com の SWF ファイルは www.example.com のプレーヤー設定を使用し、store.example.com の SWF ファイルはそれとは別の store.example.com のプレーヤー設定を使用します。

ActionScript 3.0 で記述された SWF ファイルでは、 Security.exactSettings true に設定された場合(デフォルト)、Flash Player はプレーヤー設定に正確なドメインを使用します。 false に設定された場合、Flash Player は Flash Player 6 で使用されていたドメイン設定を使用します。 exactSettings をデフォルト値から変更する場合は、Flash Player でプレーヤー設定を選択する必要があるイベントが発生する前にその変更を行う必要があります。例えば、カメラまたはマイクの使用や永続共有オブジェクトの取得などのイベントが発生する前です。

バージョン 6 の SWF ファイルをパブリッシュし、そこから永続共有オブジェクトを作成した場合、ActionScript 3.0 を使用する SWF から永続共有オブジェクトを取得するには、 SharedObject.getLocal() を呼び出す前に、 Security.exactSettings false に設定する必要があります。