AIR での URL について

Adobe AIR 1.0 およびそれ以降

AIR で実行する HTML コンテンツでは、 img タグ、 frame タグ、 iframe タグ、 script タグの src 属性の定義で、 link タグの href 属性で、または URL を指定できる任意の場所で、次の URL スキームのいずれかを使用できます。

URL スキーム

説明

file

ファイルシステムのルートを基準とした相対的なパス。

file:///c:/AIR Test/test.txt

app

インストールされたアプリケーションのルートディレクトリを基準とした相対的なパス。

app:/images

app-storage

アプリケーション記憶領域ディレクトリを基準とした相対的なパス。AIR では、インストールされたアプリケーションごとに、一意のアプリケーション記憶領域ディレクトリが定義されます。このディレクトリは、そのアプリケーション固有のデータを格納するための便利な場所として使用できます。

app-storage:/settings/prefs.xml

http

標準の HTTP リクエスト。

http://www.adobe.com

https

標準の HTTPS リクエスト。

https://secure.example.com

AIR の URL スキームの使用法について詳しくは、 URI スキーム を参照してください。

File クラス、Loader クラス、URLStream クラスおよび Sound クラスなど、AIR API の多くは、URL を含むストリングではなく、URLRequest オブジェクトを使用します。URLRequest オブジェクト自体は、同じ URL スキームで使用できるストリングで初期化されます。例えば、次のステートメントは、アドビ システムズ社の Web サイトの要求に使用できる URLRequest オブジェクトを作成します。

var urlReq = new air.URLRequest("http://www.adobe.com/");

URLRequest オブジェクトについて詳しくは、 HTTP 通信 を参照してください。