ウィンドウイベントのリッスンAdobe AIR 1.0 およびそれ以降 ウィンドウによって送出されるイベントをリッスンするには、リスナーをウィンドウのインスタンスに登録します。例えば、closing イベントをリッスンするには、次のようにリスナーをウィンドウに登録します。 myWindow.addEventListener(Event.CLOSING, onClosingEvent); イベントが送出されると、target プロパティはイベントを送信したウィンドウを示します。 ほとんどのウィンドウイベントには、2 つの関連メッセージがあります。第 1 のメッセージはウィンドウの変更が行われようとしていること(およびキャンセルできること)を通知し、第 2 のメッセージは変更が行われたことを通知します。例えば、ユーザーがウィンドウの閉じるボタンをクリックすると、closing イベントのメッセージが送出されます。リスナーがイベントをキャンセルしないと、ウィンドウが閉じ、close イベントがリスナーに送出されます。 通常、closing などの警告イベントは、システムクロムを使用してイベントがトリガーされた場合にのみ送出されます。例えばウィンドウの close() メソッドなどを呼び出しても、closing イベントは自動的には送出されず、close イベントのみが送出されます。ただし、closing イベントオブジェクトを作成し、ウィンドウの dispatchEvent() メソッドを使用して送出することはできます。 Event オブジェクトを送出するウィンドウイベントは次のとおりです。
NativeWindowBoundsEvent オブジェクトを送出するウィンドウイベントは次のとおりです。
NativeWindowBoundsEvent イベントの場合は、beforeBounds および afterBounds プロパティを使用して、変更の直前と直後のウィンドウ境界を取得できます。 NativeWindowDisplayStateEvent オブジェクトを送出するウィンドウイベントは次のとおりです。
NativeWindowDisplayStateEvent イベントの場合は、beforeDisplayState および afterDisplayState プロパティを使用して、変更の直前と直後のウィンドウの表示状態を取得できます。 一部の Linux ウィンドウマネージャーでは、最大サイズが設定されているウィンドウを最大化しても、表示状態変更イベントは送出されません(ウィンドウは最大表示状態に設定されますが、サイズは変更されません)。 |
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