シェーダーフィルター

Flash Player 10 以降、Adobe AIR 1.5 以降

ShaderFilter クラスでは、Pixel Benderシェーダーとして定義されているカスタムフィルター効果を使用することができます。フィルター効果はPixel Benderシェーダーとして記述されるので、効果を完全にカスタマイズできます。フィルターされたコンテンツがイメージ入力としてシェーダーに渡され、シェーダー処理の結果がフィルター結果になります。

注意: シェーダーフィルターは、Flash Player 10 および Adobe AIR 1.5 以降で ActionScript から使用できます。

シェーダーフィルターをオブジェクトに適用するには、使用するPixel Benderシェーダーを表す Shader インスタンスを作成します。Shader インスタンスを作成する手順および入力イメージとパラメーター値を指定する方法について詳しくは、 Pixel Bender シェーダーの操作 を参照してください。

シェーダーをフィルターとして使用する場合は、次の 3 点に注意してください。

  • 少なくとも 1 つの入力イメージを受け入れるようにシェーダーを定義する必要があります。

  • フィルターオブジェクト(フィルターが適用される表示オブジェクトまたは BitmapData オブジェクト) が最初の入力イメージ値としてシェーダーに渡されます。このため、手動で最初のイメージ入力値を指定しないでください。

  • シェーダーによって複数の入力イメージが定義される場合、追加入力を手動で指定する必要があります(つまり、Shader インスタンスに属する任意の ShaderInput インスタンスの input プロパティを設定します)。

シェーダーの Shader オブジェクトを作成したら、ShaderFilter インスタンスを作成します。 このオブジェクトは、他のフィルターと同じように使用する実際のフィルターオブジェクトです。 Shader オブジェクトを使用する ShaderFilter を作成するには、次に示すように ShaderFilter() コンストラクターを呼び出し、Shader オブジェクトを引数として渡します。

var myFilter:ShaderFilter = new ShaderFilter(myShader);

シェーダーフィルター使用の完全な例については、 フィルターでのシェーダーの使用 を参照してください。