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ファイル/新規を選択します。
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新規ドキュメントダイアログボックスで「Flash ファイル(ActionScript 3.0)」を選択し、「OK」をクリックします。
新しい Flash ウィンドウが開きます。
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ファイル/保存を選択し、Flash ファイルの名前を
Greetings.fla
と指定し、「保存」ボタンをクリックします。
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Flash のコンポーネントパネルで TextArea コンポーネントを選択し、ステージにドラッグします。
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プロパティウィンドウのステージで TextArea を選択し、インスタンス名として
aTa
と入力し、次の情報を入力します。
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ColorPicker コンポーネントをステージ上にドラッグし、TextArea の左側に配置して、インスタンス名
txtCp を指定します。
プロパティインスペクターに次の情報を入力します。
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X 値として
96
と入力します。
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Y 値として
72
と入力します。
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RadioButton コンポーネントを一度に 1 つずつステージにドラッグし、インスタンス名
smallRb
、
largerRb
および
largestRb
を指定します。プロパティインスペクターで、これらのコンポーネントに関する次の情報を入力します。
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それぞれの W 値として
100
、H 値として
22
と入力します。
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X 値として
155
と入力します。
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smallRb の Y 値として
120
、largerRb に
148
、largestRb に
175
と入力します。
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それぞれの groupName パラメーターに
fontRbGrp
と入力します。
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「パラメーター」タブで、それぞれのラベル
Small
、
Larger
および
Largest
を入力します。
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ComboBox をステージまでドラッグし、インスタンス名
msgCb
を指定します。プロパティインスペクターで、このコンポーネントに関する次の情報を入力します。
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W 値として
130
と入力します。
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X 値として
265
と入力します。
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Y 値として
120
と入力します。
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「パラメーター」タブで、プロンプトパラメーターに
Greetings
と入力します。
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dataProvider パラメーターのテキストフィールドをダブルクリックして、値ダイアログボックスを開きます。
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プラス記号をクリックし、ラベルの値を
Hello World!
で置き換えます。
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これまでの手順を繰り返し、ラベル値
Have a nice day!
と
Top of the Morning!
を追加します。
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「OK」をクリックして、値ダイアログボックスを閉じます。
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ファイルを保存します。
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アクションパネルが開いていない場合は、
F9
キーを押すか、ウィンドウメニューのアクションを選択して開きます。メインタイムラインのフレーム 1 をクリックし、アクションパネルに次のコードを入力します。
import flash.events.Event;
import fl.events.ComponentEvent;
import fl.events.ColorPickerEvent;
import fl.controls.RadioButtonGroup;
var rbGrp:RadioButtonGroup = RadioButtonGroup.getGroup("fontRbGrp");
rbGrp.addEventListener(MouseEvent.CLICK, rbHandler);
txtCp.addEventListener(ColorPickerEvent.CHANGE,cpHandler);
msgCb.addEventListener(Event.CHANGE, cbHandler);
最初の 3 行で、アプリケーションが使用するイベントクラスを読み込みます。 ユーザーがコンポーネントの 1 つを操作すると、イベントが発生します。 次の 5 行で、アプリケーションがリスンするイベントのイベントハンドラーを登録します。
click
イベントは、ユーザーが RadioButton をクリックすると発生します。
change
イベントは、ユーザーが ColorPicker で別の色を選択すると発生します。ComboBox の
change
イベントは、ユーザーがドロップダウンリストから別の挨拶を選択すると発生します。
4 行目では、アプリケーションがイベントリスナーを各ボタンに個別に割り当てるのはなく、RadioButtons のグループに割り当てることができるように、RadioButtonGroup クラスを読み込みます。
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次のコード行をアクションパネルに追加して、
tf
TextFormat オブジェクトを作成します。アプリケーションはこのオブジェクトを使用して、TextArea のテキストの
size
および
color
スタイルプロパティを変更します。
var tf:TextFormat = new TextFormat();
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次のコードを追加して、
rbHandler
イベント処理関数を作成します。この関数は、ユーザーが RadioButton コンポーネントの 1 つをクリックしたときに
click
イベントを処理します。
function rbHandler(event:MouseEvent):void {
switch(event.target.selection.name) {
case "smallRb":
tf.size = 14;
break;
case "largerRb":
tf.size = 18;
break;
case "largestRb":
tf.size = 24;
break;
}
aTa.setStyle("textFormat", tf);
}
この関数は、
switch
ステートメントを使用して、
event
オブジェクトの
target
プロパティを確認し、イベントをトリガーした RadioButton を特定します。
currentTarget
プロパティには、イベントをトリガーしたオブジェクトの名前が含まれます。ユーザーがクリックした RadioButton に応じて、アプリケーションは TextArea のテキストのサイズを 14、18、または 24 ポイントに変更します。
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次のコードを追加して
cpHandler()
関数を実装します。この関数は、ColorPicker での値の変更を処理します。
function cpHandler(event:ColorPickerEvent):void {
tf.color = event.target.selectedColor;
aTa.setStyle("textFormat", tf);
}
この関数は、
tf
TextFormat オブジェクトの
color
プロパティを ColorPicker で選択した色に設定し、次に
setStyle()
を呼び出して、これを
aTa
TextArea インスタンスのテキストに適用します。
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次のコードを追加して
cbHandler()
関数を実装します。この関数は、ComboBox での選択内容の変更を処理します。
function cbHandler(event:Event):void {
aTa.text = event.target.selectedItem.label;
}
この関数は、TextArea のテキストを、ComboBox で選択したテキスト、
event.target.selectedItem.label
で置き換えます。
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制御/ムービーをプレビューするを選択するか、Control+Enter を押してコードをコンパイルし、Greetings アプリケーションをテストします。
次の節では、外部 ActionScript クラスと、ライブラリの必須コンポーネントだけが含まれる FLA ファイルを使用して同じアプリケーションを作成する方法について説明します。