Adobe® Flash® Builder では、このライブラリが自動的に組み込まれます。
サービス監視フレームワークは、AIR フレームワークとは別に機能します。HTML ベースの AIR アプリケーションでは、aircore.swf が AIR アプリケーションパッケージに組み込まれている必要があります。また、aircore.swf は、次のように AIR アプリケーションコードでも組み込まれている必要があります。
<script src="aircore.swf" type="application/x-shockwave-flash"/>
aircore.swf ファイルは、AIR SDK の libs\air ディレクトリに組み込まれます。
ServiceMonitor クラスでは、ネットワークサービスを監視するためのフレームワークを実装し、サービス監視の基本的な機能を提供します。デフォルトでは、ServiceMonitor クラスのインスタンスから、ネットワーク接続に関するイベントが送出されます。ServiceMonitor オブジェクトでは、インスタンスの作成時やランタイムでネットワークの変更が検出されるたびに、これらのイベントを送出します。さらに、ServiceMonitor インスタンスの
pollInterval
プロパティを設定すると、通常のネットワーク接続イベントに関係なく、指定した間隔(ミリ秒)で接続を確認することができます。ServiceMonitor オブジェクトによるネットワーク接続の確認は、
start()
メソッドが呼び出されるまで実行されません。
URLMonitor クラスは ServiceMonitor クラスのサブクラスで、このクラスでは、特定の URLRequest に対する HTTP 接続の変更を検出します。
SocketMonitor クラスも ServiceMonitor クラスのサブクラスで、このクラスでは、特定のポートの特定のホストに対する接続の変更を検出します。
注意:
AIR 2 以前は、サービス監視フレームワークは servicemonitor.swc ライブラリで公開されていました。現在、このライブラリは使用されません。代わりに aircore.swc ライブラリを使用します。
Flash CS4 および CS5 Professional
これらのクラスを Adobe® Flash® CS4 または CS5 Professional で使用するには、次のようにします。
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ファイル/パブリッシュ設定を選択します。
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ActionScript 3.0 の「設定」ボタンをクリックし、「ライブラリパス」を選択します。
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「SWCファイル を参照」ボタンをクリックし、Flash Professional のインストール先フォルダーの AIK フォルダーを参照します。
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このフォルダー内で、/frameworks/libs/air/aircore.swc(AIR 2 の場合)または /frameworks/libs/air/servicemonitor.swc(AIR 1.5 の場合)を見つけます。
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「OK」ボタンをクリックします。
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次の import ステートメントを ActionScript 3.0 コードに追加します。
import air.net.*;
Flash CS3 Professional
これらのクラスを Adobe® Flash® CS3 Professional で使用するには、ServiceMonitorShim コンポーネントをコンポーネントパネルからライブラリにドラッグします。その後で、次の
import
ステートメントを ActionScript 3.0 コードに追加します。
import air.net.*;