File クラスには、ファイルシステムに関するいくつかの有益な情報を示す以下の静的プロパティがあります。
プロパティ
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説明
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File.lineEnding
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ホストオペレーティングシステムで使用される行終了文字シーケンスです。Mac OS および Linux では、これは改行文字です。Windows では、復帰文字の後に改行文字が続いたものです。
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File.separator
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ホストオペレーティングシステムのパスコンポーネントの区切り文字です。Mac OS および Linux では、これはスラッシュ(/)です。Windows では、円記号(¥)です。
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File.systemCharset
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ホストオペレーティングシステムでファイルに対して使用されるデフォルトのエンコーディングです。これは、オペレーティングシステムでその言語に応じて使用される文字セットに関連します。
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Capabilities
クラスにも、ファイルの操作に役立つ有益なシステム情報があります。
プロパティ
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説明
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Capabilities.hasIME
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システムに IME がインストールされているか(
true
)、インストールされていないか(
false
)を示します。
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Capabilities.language
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コンテンツが実行されているシステムの言語コードを示します。
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Capabilities.os
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現在のオペレーティングシステムを示します。
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注意:
Capabilities.os
を使用してシステムの特性を確認する場合には、慎重に行う必要があります。システム特性を確認するためのより固有なプロパティが存在する場合は、それを使用してください。それ以外の場合、すべてのプラットフォームで正しく機能することがないコードを記述する危険があります。例えば、次のようなコードがあるとします。
var separator:String;
if (Capablities.os.indexOf("Mac") > -1)
{
separator = "/";
}
else
{
separator = "\\";
}
このコードは Linux 上で問題を引き起こします。単に
File.separator
プロパティを使用することをお勧めします。
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