AIRAliases.js ファイルの使用

Adobe AIR 1.0 およびそれ以降

ランタイムクラスは、次のようなパッケージ構造に編成されます。

  • window.runtime.flash.desktop.NativeApplication

  • window.runtime.flash.desktop.ClipboardManager

  • window.runtime.flash.filesystem.FileStream

  • window.runtime.flash.data.SQLDatabase

    AIR SDK には、少ない入力でランタイムクラスへのアクセスを可能にする「エイリアス」定義を指定する AIRAliases.js ファイルが含まれています。例えば、次のように入力するだけで上記のクラスにアクセスできます。

  • air.NativeApplication

  • air.Clipboard

  • air.FileStream

  • air.SQLDatabase

    これは、AIRAliases.js ファイル内のクラスのほんの一部です。クラスおよびパッケージレベルの関数の完全な一覧については、『HTML 開発者用 Adobe AIR API リファレンスガイド』を参照してください。

    AIRAliases.js ファイルには、一般に使用されるランタイムクラスに加えて、よく使用されるパッケージレベルの関数のエイリアスが含まれています。例えば、 window.runtime.trace() window.runtime.flash.net.navigateToURL() および window.runtime.flash.net.sendToURL() のエイリアスは、 air.trace() air.navigateToURL() および air.sendToURL() です。

    AIRAliases.js ファイルを使用するには、HTML ページに次の script 参照が必要です。

    <script src="AIRAliases.js"></script>

    必要に応じて src 参照のパスを調整します。

    重要: 特に記載がない限り、このマニュアルの JavaScript サンプルコードは、HTML ページに AIRAliases.js ファイルを組み込むことを想定しています。