HTMLLoader の基本的な表示プロパティを使用すると、親表示オブジェクト内でのコントロールの位置指定、サイズの設定、コントロールの表示と非表示の切り替えを行うことができます。HTML ウィンドウの HTMLLoader オブジェクトについては、これらのプロパティを変更しないでください。
基本的な表示プロパティを次に示します。
プロパティ
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注記
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x
、
y
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親コンテナ内でのオブジェクトの位置を指定します。
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width
、
height
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表示領域のサイズを変更します。
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visible
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オブジェクトとオブジェクトに含まれるコンテンツを表示するかどうかを指定します。
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HTML ウィンドウ外では、HTMLLoader オブジェクトの
width
プロパティと
height
プロパティのデフォルト値は 0 です。読み込んだ HTML コンテンツを表示するには、まず width と height を設定する必要があります。HTML コンテンツは、HTMLLoader のサイズで描画され、コンテンツの HTML プロパティと CSS プロパティに従ってレイアウトされます。HTMLLoader のサイズを変更すると、コンテンツが再配置されます。
コンテンツを新しい HTMLLoader オブジェクトに読み込む場合(
width
は 0 に設定されたまま)、HTMLLoader の表示の
width
と
height
を
contentWidth
プロパティと
contentHeight
プロパティで設定することもできます。このテクニックは、HTML と CSS の配置ルールに従ってレイアウトした場合に、最小幅が十分に確保されるページに対しては有効です。ただし、HTMLLoader によって適正な幅が指定されていないと、ページが細長いレイアウトに配置される場合があります。
注意:
他のタイプの表示オブジェクトについても一般的に言えることですが、HTMLLoader オブジェクトの width と height を変更しても、scaleX と scaleY の値は変化しません。