ネイティブ拡張とは、次の 2 つを組み合わせたものです。
ネイティブ拡張を記述する理由としては、以下があります。
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ネイティブコード実装を使用すると、デバイス固有の機能にアクセスできます。これらのデバイス固有の機能はビルトイン ActionScript クラスでは利用できません。また、アプリケーション固有の ActionScript クラスで実装することもできません。ネイティブコード実装では、デバイス固有のハードウェアおよびソフトウェアにアクセスできるので、このような機能を提供できます。
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ネイティブコード実装は ActionScript のみを使用する実装よりも速い場合があります。
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ネイティブコード実装によって既存コードを再利用できます。
例えば、アプリケーションで次のことを実行するネイティブ拡張を作成できます。
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モバイルデバイスの振動
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デバイス固有のライブラリおよび機能の操作
ActionScript およびネイティブの実装を完了したら、拡張をパッケージ化します。次に、AIR アプリケーション開発者はこのパッケージを使用して、拡張の ActionScript API を呼び出し、デバイス固有の機能を実行することができます。拡張は、AIR アプリケーションと同じプロセスで実行されます。