AIR アプリケーションを開発するための基本的なワークフローは、従来のほとんどの開発モデルと同じで、コードの記述、コンパイル、テストを行い、サイクルの終了時にはインストーラーファイルへのパッケージ化を行います。
アプリケーションコードの記述には Flash、Flex および ActionScript を使用し、コンパイルには Flash Professional、Flash Builder または mxmlc および compc コマンドラインコンパイラーを使用できます。また、HTML と JavaScript を使用してアプリケーションコードを記述し、コンパイル手順をスキップすることもできます。
デスクトップ AIR アプリケーションは ADL ツールを使用してテストできます。ADL ツールでは、アプリケーションのパッケージ化およびインストールを行わずに、アプリケーションを実行できます。Flash Professional、Flash Builder、Dreamweaver 、Aptana IDE はすべて、Flash デバッガーと統合されています。また、コマンドラインから ADL を使用する場合、デバッガーツールの FDB を手動で起動することもできます。ADL 自体は、エラーの表示とステートメント出力のトレースに使用します。
すべての AIR アプリケーションはインストールファイルにパッケージ化する必要があります。以下の場合を除き、クロスプラットフォームの AIR ファイル形式をお勧めします。
このような場合は、AIR アプリケーションをプラットフォーム固有のネイティブインストーラーファイルとしてパッケージ化できます。