Adobe AIR のインストール

コンピューターの管理権限を持つユーザーは、 http://get.adobe.com/jp/air/ から Adobe AIR をダウンロードしてインストールすることができます。

Adobe AIR は以下のプラットフォームでサポートされます。

  • Microsoft Windows

  • Mac OS X

  • Linux

ランタイムをインストールするユーザーは、管理権限を持っている必要があります。

システム要件について詳しくは、「 必要システム要件 」を参照してください。

AIR の削除

インストールしたランタイムを削除するには、以下の手順に従います。

Windows コンピューターの場合:

  1. Windows のスタートメニューで、設定/コントロールパネルを選択します。

  2. コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」を選択します。

  3. 「Adobe AIR」を選択してランタイムを削除します。

  4. 「変更」ボタンまたは「削除」ボタンをクリックします。

Mac コンピューターの場合:

  • /Applications/Utilities フォルダーにある「Adobe AIR Uninstaller」をダブルクリックします。

ランタイムを削除するユーザーは、管理権限を持っている必要があります。

Linux で、次のいずれかの操作を行います。

  • アプリケーションメニューから「Adobe AIR Uninstaller」コマンドを選択します。

  • AIR インストーラーバイナリを -uninstall オプションを指定して実行します。

  • パッケージマネージャーで AIR パッケージ( adobeairv.n および adobecerts )を削除します。

AIR のアップデート

AIR アプリケーションに最新バージョンの Adobe AIR(ランタイム)が必要な場合は、AIR アプリケーションのインストール時に新しいバージョンのランタイムがインストールされます。ランタイムをアップデートする作業は、当該コンピューターの管理権限を持つユーザーが実行する必要があります。

Adobe AIR の再配布

Adobe では、個別のシステム、イントラネットまたは企業環境で Adobe AIR を配布するための AIR ランタイムを用意しています。詳しくは、以下のトピックを参照してください。

AIR アプリケーションのインストール、アップデートおよび削除

AIR アプリケーションは AIR ファイルとして導入されます。 使用するデータ形式 を参照してください。

ユーザーは 2 とおりの方法でアップデートをインストールできます。

  • アプリケーションの AIR ファイルをダウンロード(または他の方法でコピー)し、(ファイルをダブルクリックするなどして)実行します。Adobe AIR が既にインストールされている必要があります。

  • (ブラウザーの)Web ページで、アプリケーションのシームレスインストールリンクをクリックします。Adobe AIR を使用すると、開発者は Web ページに埋め込まれた SWF ファイル内のリンク(または他のユーザーインターフェイス要素)を使用してアプリケーションをインストールできます。Adobe AIR がインストールされていない場合は、アプリケーションのインストール時にユーザーの承認を受けてインストールされます。

どちらの方法の場合も、別のバージョンのアプリケーションが既にインストールされている場合は、新しいバージョンにアップデートするかどうかを尋ねられます。最新バージョンの Adobe AIR が必要な場合は、最新バージョンが自動的にインストールされます。

デフォルトでは、各 AIR アプリケーションはシステム全体のプログラムディレクトリの一意のサブディレクトリ(Windows の C:¥Program Files¥MyAIRApp、Mac OS の /Applications/MyAIRApp など)にインストールされます。

Mac OS では、 アプリケーションをインストールまたはアップデートするには、アプリケーションディレクトリにインストールするための適切なシステム権限(およびアプリケーションが AIR ランタイムのアップデートを必要とする場合は管理権限)が必要です。Windows では、ユーザーは管理権限を持っている必要があります。

AIR アプリケーションをインストールすると、アップデートは自動的に行われるようになります(開発者がそのためのコードを追加している場合)。

IT 管理者は、標準のデスクトップ導入ツールを使用して Adobe AIR と AIR アプリケーションのサイレントインストールを行うことができます(次の 企業でのデプロイ を参照してください)。

IT 管理者は、AIR アプリケーションのインストールと AIR ランタイムのアップデートを防止することもできます( Adobe AIR の構成 を参照してください)。

現在、Adobe AIR は、GPO または MSI による AIR またはアプリケーションのインストールをサポートしていません。

企業でのデプロイ

IT 管理者は、標準のデスクトップ導入ツールを使用して Adobe AIR と AIR アプリケーションのサイレントインストールを行うことができますIT 管理者は以下の導入ができます。

  • Microsoft SMS、IBM Tivoli またはブートストラッパーを使用したサイレントインストールが可能な導入ツールによる Adobe AIR のサイレントインストール

  • ランタイムのデプロイに使用したツールと同じツールによる AIR アプリケーションのサイレントインストール

    IT 管理者は、導入の一部として以下を制御できます。

  • Adobe AIR エンドユーザー使用許諾契約が表示されないようにする

    Adobe AIR エンドユーザー使用許諾契約を表示しないようにできるのは、IT 管理者が組織を代表して契約条件に同意した場合に限られます。

  • アプリケーションのインストール場所の指定

  • エンドユーザーのデスクトップに、アプリケーションのプログラムメニューまたはショートカットを表示させるかどうかを指定

    組織はアドビ システムズ社から再配布契約を入手する必要があります。詳しくは、以下を参照してください。

  • Adobe® AIR ランタイム配布

  • Adobe® AIR ランタイム配布 FAQ

    IT 管理者は AIR 構成パラメーターを使用してランタイムをさらに調整できます。

インストールログ

インストールログは、Adobe AIR 自体または AIR アプリケーションのインストール時に記録されます。ログファイルの内容は、インストールの際に発生した問題の原因を突き止めるのに役立ちます。

ログファイルは次の場所に作成されます。

  • Mac:標準のシステムログ( /private/var/log/system.log

  • Windows XP: C:¥Documents and Settings¥<username>¥Local Settings¥Application Data¥Adobe¥AIR¥logs¥Install.log

  • Windows Vista、Windows 7: C:¥Users¥<username>¥AppData¥Local¥Adobe¥AIR¥logs¥Install.log

  • Linux: /home/<username>/.appdata/Adobe/AIR/Logs/Install.log

注意: これらのログファイルは、AIR 2 より前のバージョンの AIR では作成されませんでした。