Flash Lite の演算子

このセクションでは、アドビ システムズ社の Macromedia Flash Lite 1.x の ActionScript 演算子のシンタックスおよび使用法について説明します。すべての項目はアルファベット順に並んでいます。しかし、一部の演算子はシンボルで、テキスト記述によってアルファベット順に並べられます。

次の表に、この節の演算子を概説します。

演算子

説明

add (ストリング連結)

2 つ以上のストリングを連結 (結合) します。

+= (加算後代入)

expression1expression1+ expression2 の値を代入します。

および

論理積 (AND) 演算を行います。

= (代入)

expression2 の値 (右側のオペランド) を expression1 の変数またはプロパティに代入します。

/* (コメントのブロック)

スクリプトコメントのブロックを示します。開始コメントタグ (/*) と終了コメントタグ (*/) の間の文字はすべてコメントと解釈され、ActionScript インタプリタでは無視されます。

, (コンマ)

最初に expression1、次に expression2 を評価し、expression2 の値を返します。

// (コメント)

スクリプトコメントの先頭を示します。コメント行区切り記号 (//) と行末の間に表示される文字はすべてコメントと解釈され、ActionScript インタプリタで無視されます。

?: (条件)

expression1 を評価し、expression1 の値が true である場合は expression2 の値を返します。それ以外の場合は expression3 の値を返します。

–– (デクリメント)––

expression から 1 を減算します。プリデクリメント形式の演算子 (––expression) は、expression から 1 を減算し、結果を数値として返します。

ポストデクリメント形式の演算子 (expression––) は、expression から 1 を減算し、expression の初期値 (減算前の値) を返します。

/ (除算)

expression1expression2 で除算します。

/= (除算後代入)

expression1expression1 / expression2 の値を代入します。

. (ドット)

ネストされた子のムービークリップ、変数、またはプロパティにアクセスするためにムービークリップの階層をナビゲートする場合に使用します。

++ (インクリメント)

expression に 1 を加算します。式は、変数、配列のエレメント、またはオブジェクトのプロパティです。プリインクリメント形式の演算子 (++expression) は、expression に 1 を加算し、結果を数値として返します。ポストインクリメント形式の演算子 (expression++) は、expression に 1 を加算し、expression の初期値 (加算前の値) を返します。

&& (論理積 (AND))

expression1 (演算子の左側の式) を評価し、その式の評価が false の場合は false を返します。expression1 の評価が true であれば、expression2 (演算子の右側の式) が評価されます。expression2 の評価が true であれば、最終結果は true です。そうでなければ、false です。

! (論理否定 (NOT))

変数や式のブール値を反転します。expression が変数で、その絶対値または変換された値が true である場合、!expression の値は false です。x && y の評価結果が false の場合、式 !(x && y) の評価結果は true です。

|| (論理和 (OR))

expression1expression2 を評価します。一方の式または両式の評価が true である場合、結果は true になります。両式の評価が false である場合のみ、結果は false になります。論理和 (OR) 演算子は任意の数のオペランドに適用できます。いずれかのオペランドの評価が true であれば、結果は true です。

% (剰余)

expression1expression2 で割ったときの剰余を計算します。expression のオペランドが非数値である場合、剰余演算子はこれを数値に変換しようとします。

%= (剰余代入)

expression1expression1 % expression2 の値を代入します。

*= (乗算後代入)

expression1expression1 * expression2 の値を代入します。

* (乗算)

2 つの数値や式を乗算します。

+ (数値式加算)

数値式を加算します。

== (数値の等価)

等価性をテストします。expression1expression2 と等しい場合、結果は true です。

> (数値が対象より大きい)

2 つの式を比較し、expression1expression2 より大きいかどうかを判定します。大きい場合は true を返します。expression1expression2 より小さいか等しい場合は、false を返します。

>= (数値が対象より大きいか等しい)

2 つの式を比較し、expression1expression2 より大きいか等しいか (true)、または expression1expression2 より小さいか (false) を判定します。

<> (数値の不等価)

不等価性をテストします。expression1expression2 と等しい場合、結果は false です。

< (数値が対象より小さい)

2 つの式を比較し、expression1expression2 より小さいかどうかを判定します。小さい場合は true を返します。expression1expression2 より大きいか等しい場合は、false を返します。

<= (数値が対象より小さいか等しい)

2 つの式を比較し、expression1expression2 より小さいか等しいかどうかを判定します。小さいか等しい場合は true を返します。それ以外の場合は、false を返します。

() (括弧)

パラメータをグループ化するか、複数の式を順番に評価します。または、パラメータを囲み、結果をパラメータとして括弧の外側にある関数に渡します。

" " (ストリング区切り記号)

0 個以上の文字のシーケンスが引用符で囲まれている場合、リテラル値の文字を表し、変数や数値、その他の ActionScript エレメントではなく、ストリングと見なされます。

eq (ストリングの等価)

2 つの式が等しいかどうか比較し、expression1 のストリング表現が expression2 のストリング表現と等しい場合は true を返し、それ以外の場合は false を返します。

gt (ストリングが対象より大きい)

expression1 のストリング表現を expression2 のストリング表現と比較し、expression1expression2 より大きい場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

ge (ストリングが対象より大きいか等しい)

expression1 のストリング表現を expression2 のストリング表現と比較し、expression1expression2 より大きいか等しい場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

ne (ストリングの不等価)

expression1 のストリング表現を expression2 のストリング表現と比較し、expression1expression2 と等しくない場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

lt (ストリングが対象より小さい)

expression1 のストリング表現を expression2 のストリング表現と比較し、expression1expression2 より小さい場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

le (ストリングが対象より小さいか等しい)

expression1 のストリング表現を expression2 のストリング表現と比較し、expression1expression2 より小さいか等しい場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

– (減算)

符号反転や減算に使用します。

-= (減算後代入)

expression1expression1 - expression2 の値を代入します。