ドキュメントの修正とは、テキスト、画像、透かしなどの機密情報が含まれる可能性がある部分をドキュメントから削除することです。Acrobat には修正後のオプションが用意されており、非表示のテキストやメタデータなど、非表示の情報を削除することができます。ただし、AEM forms の修正操作で削除できるのは、表示可能なコンテンツのみです。
PDF ドキュメントの表示可能な部分を修正する前に Acrobat の修正ツールを使用して、ドキュメントの修正が必要な範囲に注釈を設定できます。また、必要に応じて修正後のマークを指定できます。
Input プロパティ
修正操作のパラメーターを指定するプロパティです。
文書全体(PDF)
修正する PDF ドキュメントを指定する
文書
値です。修正操作を正常に完了するには、PDF ドキュメントに注釈を設定しておく必要があります。
修正のオプション
修正オプションを指定する
RedactionOptionSpec
オブジェクト。リテラル値を指定する場合は、次のいずれかを指定します。
-
Redact XObject references
-
同じ XObject への参照をすべて修正する場合は、このオプションを選択します。
-
Redact whole image for unsupported filter
-
画像の一部のみが修正対象としてマークされているが、画像形式が画像フィルターによってサポートされていないとき、画像全体を修正する場合はこのオプションを選択します。
Output プロパティ
次のプロパティを含む、修正操作の出力を指定する
RedactionResult
オブジェクトです。
文書全体(PDF)
修正操作後の結果の PDF ドキュメントを指定する
文書
値です。
Redaction Status
修正操作が正常に完了したかどうかを示す
boolean
値です。値が true の場合、PDF ドキュメントは正常に修正されました。修正操作に失敗した、または一部のみ正常に完了した場合、
PDFUtilityException
が発生します。
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